圏央道延伸に向けて新湘南BP「藤沢IC」を改造! 15日に最初の車線切り替え 横浜湘南道路の建設で国道1号はどう変わる?
横浜湘南道路の建設に伴い、国道1号と新湘南バイパスが接続する藤沢ICの「改造」工事が本格化します。道路はどのように変わるのでしょうか。
国道1号の藤沢IC交差点付近で車線切り替え
国道1号と新湘南バイパスが接続する藤沢ICが、横浜湘南道路の建設に合わせて生まれ変わります。
2022年9月15日から翌16日にかけて、その第1段階として、国道1号下り(小田原方面)の通行位置が変わるとともに、新湘南バイパスの入口も新しい位置に切り替わります。
横浜湘南道路は、同じく建設が進む高速横浜環状南線の栄IC・JCT(仮称、横浜市栄区)から分かれて国道1号の直下を西進し、新湘南バイパスの藤沢ICにつながります。接続する高速横浜環状南線、新湘南バイパスとともに圏央道を構成することになる路線です。
延長7.5km、4車線、設計速度80km/hで、両端以外は5.6kmの長い地下トンネルとなり、途中には換気所が2か所造られます。
開通は2024年度の見通しがいったんは示されていましたが、工事が難航しており、2022年8月の時点で「全体事業工程を正確に把握することは困難な状況」(国土交通省関東地方整備局、NEXCO東日本関東支社)に。
そのため新たな開通目標は、トンネルの掘進の状況などを踏まえて改めて公表するとしています。
このように横浜湘南道路の開通時期は不透明ですが、藤沢IC付近の工事は進みます。大きく4回に分けて車線が少しずつ切り替わる計画です。
この一連の切り替えが終了すると、新湘南バイパスの藤沢IC~茅ヶ崎料金所間にある対面通行がなくなり、上下線とも2車線になります。
これに合わせて国道1号は、藤沢インター交差点の下りで直進できる車線が現在の1車線から2車線に増やされます。
車線切り替えは、9月15日の第1段階に続き、第2段階は2022年秋頃、第3段階は2022年冬頃、第4段階は2023年春頃にそれぞれ実施される予定です。
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