トヨタ高級ミニバン「アルファード」が「実質50万円」で乗れる!? 人気ゆえの異常事態に! 実は気にしたい「リセールバリュー」とは
高級ミニバンというカテゴリーではもはや敵なしの存在となっているトヨタ「アルファード」。すでに新規のオーダーはストップしていることもあり、中古車市場では新車価格を超える高値で取り引きされている様子が見られます。
人気ミニバンのアルファード、中古車市場を見ると…
高級ミニバンの代名詞的存在であるトヨタ「アルファード」は、カテゴリー内ではもはや敵なしと呼べるほどの存在となっています。
ただ、2022年8月30日現在、すでに新規のオーダーはストップしていることもあり、中古車市場では新車価格を超える高値で取り引きされている様子が見られます。
現行モデルとなる3代目が登場したのは2015年のことですが、すでに7年が経過していることもあり、2023年中にもフルモデルチェンジがおこわれることが予想されています。
現在、半導体をはじめとする部品不足や中国のロックダウンなどによる新車の長納期化が深刻となっており、人気モデルでは1年近い納期が見込まれる場合もめずらしくありません。
アルファードも同様で、現行モデルの納期が新型モデルの登場よりも長くなってしまうことから、オーダーストップとなっていると見られます。
一方、そんな状況でもアルファードの購入を希望するユーザーは後を絶たないといいます。
アルファードには非常に多くのグレードが用意されていますが、あるトヨタ販売店の担当者によれば、2.5リッターのガソリンエンジンを搭載した「S”C パッケージ”」がもっとも問い合わせの多いグレードだったようです。
「S”C パッケージ”」の車両価格は468万1600円となっており、アルファードのグレードラインナップでは中間的な価格帯に位置します。
その一方で、切削光輝+ブラック塗装の18インチアルミホイールや3眼LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプなど、上級グレードにも搭載される装備を装着。
内装には上質な合成皮革が採用され、さらに2列目にはエグゼクティブパワーシートが備わるなど、高級ミニバンらしい仕上がりとなっています。
ただ、前述のとおり、現状では新規のオーダーはストップしているうえ、在庫車もすでにほぼ無くなっているため、現行のアルファードを入手するためには、中古車市場に頼る必要があります。
トヨタ販売店担当者の言葉どおり、中古車市場には多くの「S”C パッケージ”」を見ることができます。
しかし、昨今の新車の供給不足の影響から中古車価格相場は高騰しており、アルファードについても新車価格と同等かそれ以上の価格となっています。
大手中古車サイトを見ると、現行アルファードの「S”C パッケージ”」では、新車未登録のもので600万円を超える値が付けられています。
また、走行距離がそれなりのものでも、350万円から400万円前後で販売されており、中古市場でも高値が維持されていることがわかります。
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