発進しないクルマに「催促クラクション」は違反? 「気づかせる行為」でもダメ! 鳴らせる場所はどこなのか
「催促クラクション」には危険がいっぱい? どんなことが想定される?
催促クラクションは、違反に該当してしまうおそれがあるだけでなく、誤った方法で使用してしまった場合、危険が及ぶ可能性もあります。
前出の担当者によると、「クラクションというのは周囲を驚かせるほどの大きな音を発するため、誤った方法や場違いなシーンで鳴らしてしまった場合、煽り運転に繋がるおそれもある」といいます。
多用したり誤った使い方をすると、かえって危険を生み出し、二次的な事故を誘発するおそれがあります。

たとえば「相手を刺激しドライバー同士のトラブルとなる」「本当に危険なときとそうでないときの区別がつかない」「注意力散漫」「騒音公害」などが、クラクションを多用することで生じるリスクです。
とくに相手を刺激するという点には注意が必要です。クラクションの音は威嚇ともなり、人によっては強い不快感や怒りを持つこともあります。
それこそ長いクラクションや何度も繰り返すクラクションなどは、相手の怒りを爆発させかねません。
※ ※ ※
クラクションは本来、自分の存在や危険を知らせ、事故を防止するために使うものです。
相手への催促や威嚇、挨拶などに使うものでなく、万が一多くのドライバーがそのような行為をすれば、道路上は危険な状態となります。
必要な場面では忘れずに鳴らさなければなりませんが、必要でない場面での多用は当然ながら、控えるべきでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。















