ホンダの「新型SUV」発表目前!? 六角形グリルのスタイリッシュフェイス! 新型「ブリーズ」を中国市場に投入か
ホンダが中国市場で展開しているSUV「ブリーズ」。近々フルモデルチェンジが予定されていることが判明しました。新型ブリーズとはどのようなモデルなのでしょうか。
新型「CR-V」の中国専売姉妹車、新型「ブリーズ」がまもなく登場へ
中国市場では、ホンダ「CR-V」の姉妹車として「ブリーズ」が販売されていますが、そのフルモデルチェンジが近々おこなわれる見込みだといいます。
新型ブリーズとは、どのようなSUVなのでしょうか。
ホンダが長年にわたって展開し続けているクロスオーバーSUV「CR-V」。
日本での販売は現行型をもって終了し、次期型の日本投入も望みは薄いといわれています。
それに対し、売れ行きが好調なアメリカ市場では2022年7月にフルモデルチェンジを発表。同じく好調な中国市場でも投入は確実であることが中国政府への届出情報から判明しています。
そしてこのたび、中国におけるCR-Vの姉妹車「ブリーズ」がCR-Vと同じくフルモデルチェンジを受け、販売を控えていることが判明しました。
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
2022年8月11日に公開された情報では、ホンダからはCR-Vに対する姉妹車「ブリーズ」の新型モデル、そして新型CR-Vの四輪駆動モデルが登場することが判明。
初代CR-Vは1995年にシビック(EK型)のプラットフォームを流用して開発され、最終的には23万7847台を売り上げるほどのベストセラーとなりました。
その後、海外でも人気となり今では日本よりもアメリカや中国での売れ行きがケタ違いに多い大人気車種となっています。
現行モデルの5代目CR-Vは2016年にアメリカや中国、東南アジアにて先行で投入され、その2年後の2018年に欧州や日本にも上陸を果たしました。
新型CR-Vは6代目モデルとなり、2022年5月に公開された工信部の情報からその外観やスペックが判明しており、北米仕様車はすでに発表されましたが、依然として中国仕様車は正式発表をおこなっていません。
このような状況で判明した今回の新型ブリーズ。
ブリーズというモデルに馴染みのない人もいらっしゃると思いますので、少し解説します。
ブリーズは、2019年の広州モーターショーで発表されました。
ホンダは中国に東風汽車との「東風ホンダ」、そして広州汽車との「広汽ホンダ」の2つの合弁会社を設立しています。
そのうち、CR-Vは東風ホンダが製造・販売するモデルなのに対し、ブリーズは後者の広汽ホンダが担当するモデルです。
ホンダやトヨタなど中国に複数の合弁会社を持っている自動車メーカーは、それぞれの会社で別のデザインと車名を与え、同じクルマを姉妹車の関係でリリースすることが一般的となっています。
CR-Vとブリーズ以外にも、ホンダでは東風ホンダと広汽ホンダの順でとは「インスパイア/アコード」、「シビック/インテグラ」、「エンヴィクス/クライダー」、「XR-V/ヴェゼル」、「UR-V/アヴァンシア」、「ライフ/フィット」、「エリシオン/オデッセイ」、「e:NS1/e:NP1」など、同様の姉妹車をそれぞれラインナップ。
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