新型「クラウン エステート」は3列SUV!? いまだ詳細不明な新型クラウンの大本命「ワゴン」モデルを分析
2022年7月に発表されたトヨタの新型「クラウン」4モデルのなかでも、ラージSUV「クラウン エステート」に注目が集まっています。ラージSUVはライバル各社が3列シートレイアウトとしているなか、クラウン エステートはどのようなパッケージングとなっているのか予想します。
往年のステーションワゴンの名を受け継ぎ「クラウン エステート」が復活
トヨタは2022年7月、新型「クラウン」シリーズ4モデルを世界初公開しましたが、かつてワゴンモデルとして根強い支持を集めた「クラウン エステート」の名が復活したことも大きなニュースとなっています。新型はラージSUVだといいます。
ボディサイズや室内のシートレイアウトなど、新型クラウン エステートの詳細について探ってみましょう。
16代目となる新型クラウンは、斬新なデザインの4モデルをラインナップ。クラウンが脈々と受け継いできた高級セダンのイメージを打ち破ったことで大きな反響を呼んでいます。
4モデルとは、セダンとSUVを融合させた「クラウン クロスオーバー」、ミドルSUV「クラウン スポーツ」、正統派セダン「クラウン セダン」、そして機能的なラージSUV「クラウン エステート」ですが、2022年秋に先行発売されるクロスオーバー以外の詳細はまだ明らかになっていません。
なかでももっとも気になるのは、かつて11代目クラウンで2007年までラインナップされていたステーションワゴンモデルの名称を受け継いだクラウン エステートでしょう。
トヨタの公式サイトには「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なラージSUV」とあります。いったいどんなクルマなのでしょう。
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新型クラウン エステートのヒントは、中国で2021年4月の上海モーターショーで発表され、同年夏に発売を開始した新型車「クラウンクルーガー」にあります。
クラウンクルーガーは、トヨタの中国合弁会社である天津の一汽トヨタが生産するSUVモデル。ベースは「ハイランダー」です。
中国でも長く販売されその名を知られている高級車ブランド「クラウン」を冠した車名とし、ハイランダーの上級版的なポジションとされました。
前年の2020年秋に、中京地域の新聞社が「次期型クラウンはSUVになる!?」と報じ大きな話題を呼んだ後に誕生したクラウンクルーガーは「これが新型クラウン!?」と日本でも大きな反響となりました。
しかし実際のところ、クラウンクルーガーはあくまでも中国専用モデルのようです。
一方のハイランダーはもともと北米で製造されている車種でしたが、中国でももうひとつの合弁会社の広州・広汽トヨタでの生産も始まっています。
クラウンクルーガー、ハイランダーともに、最新のTNGA GA-Kプラットフォームをベースに、2.5リッター2モーターハイブリッド「THS II」を組み合わせています。また北米モデルでは3.5リッター V型6気筒ガソリンエンジン仕様の設定も用意されています。
GA-Kはセダンモデルの「カムリ」をはじめ、「RAV4」や「ハリアー」、レクサス「NX」など大小のSUV、そして今回先行発表された新型クラウン クロスオーバーに至るまで、世界で幅広く使用されているFFモデル向けのプラットフォームです。
そのなかでもハイランダー・クラウンクルーガーはもっとも大柄な車種で、その空間を活かし3列シート・7人乗り仕様となっています。
クラウンクロスオーバーはSUV
クラウンスポーツもSUV
いちいち同じ名前に3つもSUVばっかいらんだろ
共食いを招いて自滅するだけだ
カローラみたいにセダン、ワゴン、ハッチバック、SUV各ボディタイプはっきりと差別化しろ
ボディもエンジンもレイアウトもなんの共通点もなく名前とマークを取って付けただけの赤の他人は爆死するってマークXジオで学ばなかったのか?