新型「クラウン エステート」は3列SUV!? いまだ詳細不明な新型クラウンの大本命「ワゴン」モデルを分析

ラージSUV「クラウン エステート」は3列シートレイアウトか!?

 ハイランダー 北米仕様のボディサイズは、全長194.9インチ(約4950mm)、全幅76.0インチ(約1930mm)、全高68.1インチ(約1729mm)、ホイールベースが112.2インチ(約2850mm)とボリュームたっぷりなもの。クラウンクルーガーも、ほぼ同等のサイズとなっています。

 対する新型クラウン エステートですが、開発中の車両のスペック(開発目標値)が先行公開されています。

 新型クラウン エステートのボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベース2850mmです。

見た目にはまったく似ていないが、ホイールベースが共通な2台。新型クラウン エステートも、GA-Kプラットフォームを使用しているのだろうか[(上)トヨタ 新型「クラウン エステート」(2023年発売予定)/(下)日本では売られていないトヨタのラージSUV「ハイランダー」(北米仕様)]
見た目にはまったく似ていないが、ホイールベースが共通な2台。新型クラウン エステートも、GA-Kプラットフォームを使用しているのだろうか[(上)トヨタ 新型「クラウン エステート」(2023年発売予定)/(下)日本では売られていないトヨタのラージSUV「ハイランダー」(北米仕様)]

 そのスペックをハイランダーと比べてみると、全高が100mm低い以外かなり近いサイズであることがわかります。とくにホイールベースが同一なのが、偶然とは思えません。

 見た目にはまったく異なるハイランダー/クラウンクルーガーと新型クラウンエステートですが、なにかしらの関係性を疑わざるを得ないところです。

 そうなると気になってくるのが、新型クラウン エステートの乗車定員でしょう。

 仮にもし同じプラットフォームを共有し、しかもほぼ同じボディサイズとなれば、乗車定員に関わってくるパッケージングも同等と考えるのが筋でしょう。

 したがって「ラージSUV」と紹介される新型クラウン エステートも、3列シートレイアウトを採用する可能性は極めて高そうです。

 国内外のラージクラスSUVには、3列シートモデルが多くあります。これらは多人数乗車可能なミニバンの代わりとなるモデルとして、ファミリー層からも密かに支持を集めています。

 国産モデルに加えプレミアム系輸入車の競合モデルも多いことから、新型クラウンでもここに新たな市場の開拓を狙い、新型クラウンクロスオーバーを開発しているのかもしれません。

※ ※ ※

 トヨタでは、2022年秋にクラウン クロスオーバーを先行発売後、残りの3モデルについても2023年に順次導入していく予定だといいます。

 新型クラウン エステートの詳細が明らかにされるのは、もう少し先となりそうです。

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2件のコメント

  1. クラウンクロスオーバーはSUV
    クラウンスポーツもSUV
    いちいち同じ名前に3つもSUVばっかいらんだろ
    共食いを招いて自滅するだけだ

    カローラみたいにセダン、ワゴン、ハッチバック、SUV各ボディタイプはっきりと差別化しろ

  2. ボディもエンジンもレイアウトもなんの共通点もなく名前とマークを取って付けただけの赤の他人は爆死するってマークXジオで学ばなかったのか?

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