クルマの「慣らし運転」は今でも必要?「念の為やる人」も健在! エンジン無い「EV」も慣らしは必要なのか
電気自動車では「慣らし運転」は必要なのか?
では、最近普及が進む電気自動車ではどうでしょうか。
SNSでは「EVでも慣らし運転は必要?」「ディーラーでは慣らし運転いらないといわれた」など、電気自動車においても慣らし運転の必要性を気にするユーザーは存在します。
そうしたなかで、電気自動車の慣らし運転の必要性について、マツダの広報担当者は次のように説明しています。
「弊社では電気自動車に限らず、ピストンが往復運動するレシプロエンジン車でもとくに慣らし運転のお願いはしておりません」
また、ホンダの広報担当者も同様に次のように述べています。
「電気自動車においても、現在は部品精度が向上しているので、慣らし運転をおこなう必要はありません」
このように、電気自動車では、基本的に慣らし運転をおこなう必要はないようです。
ただし、ホンダの担当者は「新車購入後1000kmを走行するまでは、駆動系などの保護のために、急激なアクセル操作や急発進を出来るだけ避けるようにしてください」とも話します。
慣らし運転として、過剰に丁寧な運転をする必要はなさそうですが、ある程度、クルマをいたわる運転は心がけるべきといえます。

電気自動車においても最近のクルマと同様に、過剰な慣らし運転は不要なようです。
ただし、新車購入後の一定期間は、急発進や急加速といった“急”のつく運転は避けるべきでしょう。
また、慣らし運転にかかわらず、環境や安全をいたわるためにも、無理な運転操作は控えることが望ましいといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

































