夏はエンジンオイル変えたほうが良いって本当!? 猛暑からクルマを守る賢い方法とは
エンジンオイルには、エンジンを内部から保護・冷却・潤滑する役割があります。外気温が高くなる夏は、このエンジンオイルの管理がとくに重要になります。
エンジンオイルが担う役割とは?
気温が高い夏はクルマがオーバーヒートしやすい時期です。このオーバーヒート対策で真っ先に頭に浮かぶのは「冷却水(クーラント)」でしょう。
クルマを冷やす冷却水は、エンジン外部(ウォータージャケット:冷却水の通り道)からエンジン本体を冷却しますが、もうひとつエンジンを冷やすものとして「エンジンオイル」があり、これはエンジンの内部から直接エンジン内の部品を冷却しているのです。
そもそも、エンジンオイルにはエンジン内部の気密性を保ち、潤滑する役割があります。
エンジンは、上部「シリンダーヘッド」(バルブ・カムシャフトなど)、中部「シリンダブロック」(ピストンなど)、下部「オイルパン」(ピストンコンロッド・クランクシャフトなど)といった大きく分けて3つのブロックで構成されており、エンジン内部の金属同士が接触する場所にエンジンオイルが供給され、それによって金属の摩耗を低減しています。
なかでも、エンジン心臓部である中部「シリンダブロック」には燃料の爆発燃焼力をクランクシャフトへ伝える「ピストン」が存在し、「シリンダスリーブ」と呼ばれる筒に収納されています。
シリンダスリーブとピストンは非常に高い精度ですき間(クリアランス)が設定・製造されているのですが、高速で上下運動をするピストンは、エンジンオイルがないとシリンダスリーブが摩擦で傷つき密着性が保てなくなり、エンジン出力が低下。エンジンが焼き付いてオーバーヒートの原因になるのです。
そして、エンジン下部にはエンジンオイルの熱を最初に受け止めるオイルパンがあり、このオイルパンには燃料の爆発燃焼力を駆動装置へ伝達する「コンロッド」「クランクシャフト」という回転部品が存在します。
この部品も1分間に何千回転という速さで高速回転運動をする部品で、冷却をしないとエンジンが焼き付いてオーバーヒートを起こしてしまいます。
この焼き付きを防ぐため、エンジンオイルの冷却性能が不可欠となるのです。
エンジンオイル交換が5000キロ目安の時代は、交換時期で夏用、冬用の粘土を選択でしたが、5w-20や10w-30などオールシーズン用が普及し、車の取説でもオイル交換時期も一万キロ又は一年に変わりました。
オイルパンは文字通り、オイルの受け皿で、コンロッドやクランクシャフトを隠す底板です。
汚いエンジンルームの写真使ってオイル交換ガーみたいな記事書かれても読む気起きんわな
>この「30」の数字が高いほど粘度が高くなり、反対に低いほど粘度が低くなります。
=日本語が不適当。数字が小さいほど粘高くなり、反対に大きいほど粘度が低くなります。の事ですか?