真夏の車内に「子供が…」どうすべき? 短時間でも危険!? 熱中症時の対応方法とは
もしも、車内に子供が取り残されたら…どうすればいい?
もしも車内で子供に熱中症の症状が出た場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
まず、倒れた子供が呼びかけに応じないなど、少しでも危険と感じた場合は、すぐに119番に電話をし、救急車を呼ぶ必要があります。
そのうえで熱中症の応急処置をとることが重要です。
消費者庁は、熱中症の応急処置として、以下の方法を掲げています。
・涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
・エアコンをつける
・扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす
・首の周り、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす
・飲めるようであれば水分と塩分をこまめに取らせる
また、車内に残された子供が誤ってなかドアをロックしていたり、キーも車内に置いたままのような状況では、子供を助けたくても、外から開けられないケースもあります。
万が一、このような「閉じこみ」で子供が車内に放置されてしまった場合について、JAFは次のように注意喚起しています。
・JAFだけではなく消防(119)にも連絡する
・子供の様子が急変する可能性があるので、その場から離れずずっと様子を確認する
・直射日光があたらないように日陰を作ったり、水をかけてなるべく車体を冷やす
JAFでは子どもを残したキー閉じこみの救援は緊急案件として最優先で承っているといい、1秒でも早く助けるために冷静な行動を心がけることを呼びかけています。
緊急性が高い場合、窓ガラスを割って強行突破することも対処法のひとつです。
一例として、閉ざされた車内からの救出方法として、緊急の場合は、窓ガラスを割ることもスタッフなどに指導しているといい、注意点として「放置されている子どもからもっとも遠いドアのガラスを割る」などを挙げています。
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