なぜ「ハンドルクーラ」は採用されない? ヒーター搭載車は増加も! 夏の救世主が現れない理由とは
ステアリングクーラーの代わりになるアイテムは?
では、夏場の車内で熱くなったハンドルを冷やすには、どのような方法が考えられるのでしょうか。
原始的な方法ではありますが、冷やした濡れタオルでなどでハンドルを拭き、表面の熱をある程度下げる方法が効果的です。

また、カーエアコンを作動させ、左右の吹き出し口の風向きをハンドル近くに向けることでも、局所的かつ比較的素早くステアリングを冷却することが可能です。
ほかにも、部分ごとに急速冷却することができる「車内用冷却スプレー」といったアイテムがカー用品店などで販売されています。
ただし、真夏の車内は室内温度が非常に高くなり、車内用冷却スプレーや制汗スプレーといった缶スプレーが原因となる火災や爆発事故が発生することがあるため注意が必要です。
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ステアリングヒーターは、ステアリングの全体をヒーター化するのではなく、よく握られるステアリングの左右にのみ電熱線が埋め込まれているモデルが多く見られます。
この背景には、ステアリングには各スイッチ、エアバックユニットなどの配線や基盤が配置されており、必要以上に複雑化させたくないといった事情があるようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
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