夏の長距離運転で「トラブル発生!?」どう防止する? “あるある”な救援依頼と対処法は
クルマのバッテリーがあがった!? どう対処すればいい?
自力での対処が難しい場合は速やかにロードサービスを利用すべきですが、可能な限りそういった状況は回避したいものです。
落輪や事故に関してはロードサービスに頼るしかありませんが、バッテリー上がり、タイヤのエアー圧不足に関しては、未然に防いだり、車載できるアイテムを使うことで対処できたりする例もあります。
●バッテリー上がりへの対策グッズ:ジャンプスターター
バッテリー上がりによってエンジン始動ができない場合、外部から電力を供給することでエンジン始動が出来ます。
従来からある方法としてはブースターケーブルを介してほかのクルマから電気を分けてもらう方法もありますが、救援用の車両がもう1台必要になります。
それに対してジャンプスターターはバッテリーを内蔵しており、バッテリー内に蓄電された電力でエンジン始動を試みるものです。近年ではリチウム電池を採用して小型化され、制御チップが組み込まれていることで、バッテリー端子に繋いでも火花が飛ばない仕様になっています。
●タイヤのエアー圧不足への対策グッズ:車載式エアーコンプレッサー
エアー圧不足はパンクやバーストのリスクを高めます。修理キットやスペアタイヤを用いることもできますが、ガソリンスタンドに立ち寄った際などの定期的なエアー圧管理によって、パンクやバーストのリスクを下げるのが重要です。
そこで日常点検・整備として使えるのが、応急パンク修理キットに含まれる車載型エアーコンプレッサーです。アクセサリーソケットからの給電や内蔵バッテリーで動作するもので、圧力計もついており、カーショップでも単体で購入できます。
なお、エアー圧はタイヤが冷めた状態で既定の圧力に調整する必要があるので、出発前に調整する必要があります。
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長距離のドライブともなると、普段走り慣れていない道路を走るシチュエーションも多くなり、なにかしらのトラブルに遭遇する可能性は増えてしまいます。
自分でできる対処法が何か事前に知っておいたり、ロードサービスの連絡先をチェックしたりすることで、トラブル発生時も余裕を持って対応できるといえるでしょう。
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