37年落ちでも1100万超え? レトロ顔の「ランクル」! 現代のクルマと同じように乗れるクラシックとは
世界的なオークションの「バレットジャクソン」にレストモッドモデルのトヨタ「ランドクルーザーFJ45(1985年式/40系)」が出品され、1000万円を超える金額で落札されました。
37年前のランドクルーザーが1000万超え?現代の車同様に快適に乗れるクラシックカーとは
アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、劇用車やカスタムカー、量産第1号車などのさまざまなコレクターズカーが出品されています。
2022年4月にパームビーチで開催されたオークションでは、トヨタ「ランドクルーザーFJ45(1985年式/40系)」が出品され、8万4700ドル(日本円換算で約1155万円)で落札されました。
1000万円を超える37年前のランドクルーザーはどのようなクルマなのでしょうか。
40系ランドクルーザーは、1960年8月に発売されたランドクルーザー3代目のモデル。
シャシは、ホイールベースがショート2285mm、ミドル2430mm、ロング2650mmの3種類。1963年に海外向けのみで、ピックアップとキャブシャシ用に2950mmが追加されています。
ボディタイプは、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、シングルキャブ・ピックアップトラックなどがありました。
今回出品された40系ランドクルーザーは4ドアバンタイプで、2015年製トヨタ「4Runner」に搭載されていた1GR-FE 4リッターV型6気筒エンジンにオートマチックトランスミッションを組み合わせたパワートレインに換装されたレストモッドモデルです。
パワートレインの他にもアンチロックブレーキシステムやトラクション&スタビリティコントロール、前後コイルサスペンション、4輪ディスクブレーキ、フロント&リアデフロッカーなどさまざまな装備が、現代のクルマのものに置き換わっています。
さらに、LEDヘッドライト、エアコン、パワーウィンドウ、バケットシート、Bluetooth対応サウンドシステムなども備わっており、パワートレインやシャシ以外の装備も現代のクルマのようになっています。
外装カラーはブラックです。
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ランドクルーザー 40系はトヨタのアメリカ進出の礎になったモデル。現在もクラシックSUVとして北米での人気は衰えず、オリジナルを忠実に再現したモデルやエンジンや足まわりなどを現代のクルマのものに置き換えたレストモッドモデルなどさまざまなランドクルーザー40系が高値で取引されています。
今回、オークションで落札されたモデルは前述のとおりあらゆる面でレストモッドがおこなわれており、8万4700ドルで落札されました。
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