補助金なければ200円超え! 全国レギュラー平均171.4円 ガソリン3週連続値下がりするも補助金は明日から減額
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。3週連続の値下がりです。
前回から1.3円値下がり
資源エネルギー庁は2022年7月21日、レギュラーガソリンの19日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり171.4円で、前回(11日)から1.3円安くなりました。
3週連続の値下がりです。
県別にみると、長崎と大分の2県で横ばい、そのほかの45都道府県で値下がりでした。
店頭価格でもっとも安かったのは埼玉県で164.7円、次いで岩手県165.2円、宮城県166.3円です。
一方、もっとも高かったのは長崎県で182.7円、次いで沖縄県182.2円、大分県181.6円でした。なお、平均が180円を超えているのは、この3県と鹿児島県(180.2円)を加えた4県となっています。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。
しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。
原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、7月19日時点で1リットル206.9円と算出しており、来週の25日時点では206.3円に下がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は36.9円でしたが、あす21日からは36.6円に減額する方針です。
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