トヨタ新型「ランドクルーザー」がピックアップ化？豪のメーカーが開発した「LC300 Dual Cab」とは

　2022年7月8日、Creative Conversionsはトヨタ「ランドクルーザー（300系）」のデュアルキャブモデル「LC300 Dual Cab」を発表しました。
　
　ランドクルーザーの後部荷室部分を切り取ったような車両ですが、どのようなクルマなのでしょうか。

　2021年8月にデビューした本格SUVのランドクルーザー。世界各地で人の命や暮らしを支える、また、より豊かな人生を支える存在として「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」を使命とし、従来モデルより「信頼性・耐久性・悪路走破性」を世界中のユーザーの使用実態に基づいて改良されています。

　Creative Conversionsはオーストラリアに本拠を置く、ランドクルーザーのカスタムに特化したカスタムショップ。

　今回発表されたのはランドクルーザー（300系）のデュアルキャブモデル「LC300 Dual Cab」です。

　LC300 Dual Cabはその制作模様も公式ホームページにて公開されており、ランドクルーザーの荷室をカットして切断面にボディを形成し、フレームもカット・延長することで、デュアルキャブ化しています。

　LC300 Dual Cabは大きく分けて3タイプあり、車両総重量（最大定員が乗車し、最大積載量の荷物を積んだ状態の自動車全体の総質量）が3800kgで最大牽引力が3500kgのモデル。

　車両総重量が4495kgで最大牽引力が3500kgのモデル、車両総重量が4495kgで最大牽引力が4200kgのモデルです。それぞれホイールベースの延長を700mmにするか800mmにするか選ぶことが可能です。

　車体後部には長さ1800mmから2100mmの範囲で、荷台などが設置可能です。

　このクルマについて、Creative Conversionsは自身のSNSで次のようにコメントしています。

「このLC300 Dual Cabには設計・製造工数 約1万5000時間と膨大な資金投資を行いました。

　この投資により、デザイン、技術、性能レベルが大幅に改善された車両が完成しました。

　私たちが誇りに思っており、お客様にご利用いただけることを楽しみにしています」（編集部訳）