スズキ「ジムニー車中泊仕様」は快適なの? 全国制覇目指す!? 1人旅で編み出す「車中泊ライフ」とは
最近では、アウトドアやキャンプ、車中泊などアクティブな趣味をおこなう人が増えています。そうしたなか、軽自動車のなかでも本格的な悪路走行を可能とするスズキ「ジムニー」での車中泊の過ごし方は、どのようになっているのでしょうか。
スズキ「ジムニー」で日本一周!?憧れの車中泊ライフとは
最近では、自身の愛車をカスタムして車中泊をおこなう人も多く見られるようになっています。
軽自動車のなかでも本格的な悪路走行を可能とするスズキ「ジムニー」での車中泊の過ごし方は、どのようになっているのでしょうか。
ジムニーは、1970年に初代が誕生したモデルで、現在では2018年発売の4代目が現行として販売されています。
その人気は凄まじく、現行型では1年以上の納期となるなど、多くのユーザーから求められています。
ジムニーの強みといえば、さまざまな道路環境にも耐えうる頑強な「ラダーフレーム構造」に加え、路面状況に応じて駆動方式を変更できる「機械式副変速機」、悪路からの高い脱出性能「パートタイム4WD」などを持っていることが挙げられます。
そうした屈強なモデルである一方で、デザインは従来型から継承してきた、丸目のヘッドライトのレトロチックな印象に加え、カラーリングも鮮やかとなっており、性別や年齢を問わず人気を集める愛らしい1台となっています。
本来、ジムニーのラゲッジスペースはさほど広くはありませんが、後席をフルフラットに倒すことができ、その状態であれば、荷室長980mm×荷室幅1300mm×荷室高850mmのスペースを確保することができます。
さらに、助手席シートもフルフラットに倒すことができるため、1人で車中泊するには、申し分ない広さです。
では、そんなジムニーでの車中泊の実際の過ごし方は、どのようになっているのでしょうか。
ジムニーオーナーの「みっきー(@rikkunriku)」さんは、現行型ジムニーの「XC」グレードを活用し、「ホテル代わりに車中泊ができる環境をあまり予算をかけずに作っていく」というコンセプトのもと、日本一周の車中泊の旅をおこなっています。
そもそも車中泊をはじめた経緯について、みっきーさんは「ジムニーを購入したことを機に、ジムニーを用いてなにかやりたいと思っていました。そこで車中泊をしながら日本一周をやりたいと考え、いま実際に日本一周をおこなっている最中です」と話します。
西日本については、地方ごとに分割して旅をおこなっているようですが、車中泊の宿泊数は相当な日数となります。車内では、どのような工夫をしているのでしょうか。
「ジムニーはフルフラットになりますが、そのままで就寝する環境が整っているとはいえません。
そのため、座席を倒したうえで、さらに快適に就寝できるように、ベッドキットを作成しました。
また、ジムニーは標準の収納スペースが限られているため、後部座席部分のアシストグリップをサイドバーに付け替え、天井に収納ネットを装着しています。
日本一周をしていると荷物も多くなるため非常に助かっています」
このように快適に過ごせるように就寝スペースを整えたり、収納を増やすことで限られたスペースを有効的に活用したりしているようです。
みっきーさんのジムニーの車内は、シンプルでスッキリとした印象にまとめられています。
ジムニーの車中泊で快適に過ごすには、空間をうまく活用することはもちろん、物を必要最低限に抑えたり、収納にしっかりとまとめたりするなどの工夫も必要になりそうです。
みっきーさんは、ジムニーでの車中泊の感想を次のように話します。
「日本一周をするなかで車中泊をしているので、1日のほとんどを車内で過ごすことになります。
家やホテルとはまた異なった、秘密基地のようなワクワク感があり、非常に楽しいです。
晩酌も車内でおこない、そのまま睡眠。
起きたあとは、そのまま運転してさまざまな場所を巡る。
家でやっていることを車内でやるという非日常感だけでもとても楽しめます」
大人になると必然的に感じる機会の少なくなってしまう“秘密基地のようなワクワク感”。子供に戻ったような気分で非日常を楽しめるのは、車中泊の醍醐味のひとつといえそうです。
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