人気ミニバン「なぜ売れ続けた!?」デビュー6年の「フリード」ロングセラーの秘密とは

日常使いにうれしい「視界の良さ」「気軽に乗れるサイズ感」に改めて感心

 実際に筆者(伊藤梓)もフリードを運転してみたのですが、運転席に座ってみると、とにかく視界が広いことに感心しました。

 着座位置が高いことに加えて、フロントウィンドウが上下方向に広いので見切りが良く、安心感があります。さらにAピラーに設置される三角窓のおかげで、斜め前方もきちんと確認できるところが◎です。

 先進安全装備も大切ですが、クルマの安全性として意外に見落とされがちなのが、視界の良さや死角の少なさ。

 まず自分の目で安全を確認できることが何よりも大切なので、特にお子さんを乗せる子育て世代は、周囲の安全をしっかり確認できるフリードのようなモデルは安心して使えると思います。

ホンダ 新型「フリード」[2022年6月23日一部改良モデル]
ホンダ 新型「フリード」[2022年6月23日一部改良モデル]

 私自身、アクティブな趣味を持っているわけではないうえに独身なので、フリードの多彩なシートアレンジの上手な用途が思い浮かばないのですが、東北の田舎出身者としては、コンパクトながら自転車を簡単に積載できるところはすごいと思いました。

 田舎では学校に自転車で通うことも多く、急な天候の変化のためにクルマで迎えに来てもらって自転車を載せるシーンというのは想像以上にたくさんあります。

 多人数乗車可能なシートレイアウトを備えながらも、積載などのアレンジニーズにも細やかに応えているところはさすがのひとこと。

 実際に運転してみると、小柄で小回りも効いているので小道でもスイスイ入って行ける気軽さがあるし、軽い操作感で運転できるので女性ユーザーが多いのも納得です。

※ ※ ※

 フリードはクルマの使いやすさに全振りしていると言ってもいいので、運転に関して細かく「ドライビングフィールがうんぬん……」と語るクルマではないと思いますが、新型ステップワゴンでは質感の高い走りが実現していたので、次世代のフリードもステップワゴンやフィットくらいしっかりとした走りが実現できれば、さらに安心して楽しく使えるモデルになる予感がします。

 SNSなどで次期型フリードの噂を見聞きする限り、フィットなどと同様にセンタータンクレイアウトになるとか。いま以上に広く使い勝手の良い室内空間が生まれて、さらに幅広い用途として使えるモデルになりそうですね。

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ホンダ「フリード+(プラス)」
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