ホンダが新型SUV「CR-V」発表! 全面刷新で「ゴツスッキリ」に!? 内外装デザインを現行型と比較

ホンダのSUV「CR-V」が米国でフルモデルチェンジしました。新旧の内外装デザインについて比較してみます。

力強い顔とシンプルなフォルムが印象的な新型と、前傾姿勢でアグレッシブな現行型

 ホンダの米国法人は2022年7月13日、6代目となる新型「CR-V」の内外装デザインを正式に公開しました。
 
 現行型の5代目CR-Vからどのように進化したのか、新旧CR-Vの内外装を改めて比べてみました。

(左)新型「CR-V」(6代目・2023年モデル)/(右)ホンダ「CR-V」(5代目・現行型)[ともに北米仕様]
(左)新型「CR-V」(6代目・2023年モデル)/(右)ホンダ「CR-V」(5代目・現行型)[ともに北米仕様]

 5月24日には、先行してヘッドライトやフロントグリル、リアコンビランプの一部などが公開されていた新型CR-Vですが、今回ようやくその全貌が明らかになりました。

 まずはフロントデザインですが、グリルの形状を中心に比較してみましょう。

 新型では大型化された六角形のフロントグリルが目をひきます。ブラックのハニカム形状に加えバンパー下部の造形も力強く、個々のデザインはシンプルながらも、全体として独自の存在感を放っているのが特徴です。

 新旧で比べてみると、現行型も六角形グリルですが、グリル単独で強い主張する新型とは異なり、やや前傾姿勢の全体フォルムにマッチさせた、スマートなデザインといえそうです。

 ボディサイドも見てみましょう。

 新型CR-Vはボディサイドのショルダーラインが水平基調なため、比較的シンプルに見えます。窓の配置もすっきりとした形状です。

 対する現行型は、前述の通りやや前下がりのウェッジシェイプで、窓の天地もやや狭いため、相対的にボディ下部の面やリアフェンダーの張り出しが強調されたアグレッシブなデザインに映ります。

 比べてみると、新型CR-Vはややコンサバな路線ですが、ユーティリティの高さを見た目にも実感させることを強調したともいえます。つまり実用性を重んじるファミリー層からの支持も意識しているものとみられます。

 これはCR-Vの下に、新たなSUVラインナップとして2022年中に新型モデル「HR-V」が投入されることとも関係していると推察されます。

 現行型CR-Vのアグレッシブなデザイン路線は、新型HR-Vへと継承されているといえるかもしれません。

 リアまわりもボディサイド同様の印象ですが、L型形状のリアコンビランプとすることで「CR-V」らしさを新旧で継承していることがわかります。

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1件のコメント

  1. 最近のホンダは本当に内装の質感が高くなったよなぁ

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