ガソリン5週ぶり値下がりするもレギュラー平均173.6円! 180円超えは4県に 補助金は明日から増額
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。5週ぶりの値下がりです。
前回から1.3円値下がり
資源エネルギー庁は2022年7月6日、レギュラーガソリンの4日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり173.6円で、前回(6月27日)から1.3円安くなりました。
5週ぶりの値下がりです。
県別にみると、滋賀・京都・愛媛・大分・沖縄の5府県で値上がり、奈良県で横ばい、ほかの41都道府県で値下がりでした。
店頭価格でもっとも安かったのは岩手県で166.8円、次いで宮城県167.8円、埼玉県168.3円です。
一方、もっとも高かったのは沖縄県で184.5円、次いで長崎県183.0円、鹿児島県182.4円でした。なお、平均が180円を超えているのは、この3県と大分県(181.9円)を加えた4県となっています。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。
しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。
原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、7月4日時点で1リットル209.8円と算出しており、来週の11日時点では214.6円に上がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は38.4円でしたが、あす7日からは40.8円に増額する方針です。
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