なぜ「運転免許証」1枚で本人確認出来る? 保険証や年金手帳よりも最強な「公的書類」になるワケ
運転免許証は便利だけど逆に困るユーザーも…
本人確認書類として多くの人に活用されている運転免許証ですが、そもそも、普通車の免許取得は18歳から、普通二輪車は16歳からとなっており、それ以下の年齢では取得することができません。
また、それ以上の年齢の場合でも、生活環境や金銭面の問題で運転免許証取得していないという人も一定数いるでしょう。
本人確認書類が必要なシーンにおいて、運転免許証を保持していないユーザーは、困ってしまうこともあるかもしれません。
SNSでも「運転免許証の依存度高すぎる…ないと困る場面が多すぎる」「運転免許証持ってないと色々不便」という声が多く、運転免許証がないことで不便を感じているユーザーも多いようです。
また、運転免許証を保持していないとある20代の大学生は、日常生活において、運転免許証がないことによって困るシーンが多々あるといい、以下のように話します。
「運転免許証を持っていないことで困った経験は結構あります。身近なところでいえば、好きなアーティストのライブやコンサートが挙げられます。そのときは学生証を渡すことでなんとかなりましたが…。
さらに困ったことでいえば、クレジットカードの作成ですね。本人確認書類として、運転免許証があればそれ1枚だけでよかったのですが、あいにく持っていないため、マイナンバーカードとパスポート、または保険証など、いくつか用意しなければならないのが非常に面倒でした」
アーティストのライブやコンサートでは、チケットの転売防止対策という観点から、“そのチケットの購入者が本人かどうか”を確認するために、本人確認書類の提示を求められる場合があります。
運転免許証は、前述の通り、名前はもちろん、顔写真や住所などほとんどの個人情報が記載されている書類であることから、こうした身近な本人確認にもよく活用されていることがわかります。
一方で、運転免許証以外で本人確認をする場合、健康保険証や住民票、国民年金手帳などを使うケースが考えられます。
しかし、これらの書類には顔写真が載っていません。そのため、手続きの内容によっては本人確認を厳正におこなうため、顔写真入りの書類や2点以上の書類を追加で提出しなければならない場合があります。
一方、運転免許証であれば、その信頼性の高さから、追加で書類の提出を求められることもほとんどないようです。
これは、運転免許を自主返納するなどしたのち、申請して取得することができる「運転経歴証明書」でも同様です。
2012年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は有効期限もなく、本人確認書類としてパスポートやマイナンバーカードと比較しても遜色ない信頼性を持っています。
そのため、免許証の偽造や不正取得には重い刑事罰が規定されています。紛失した際には、悪用されてしまう可能性もあるので、運転するときには忘れず携帯し、紛失したり落としたりしないよう丁寧な取り扱いを心がけたほうが良いでしょう。
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ちなみに、2022年3月4日に閣議決定された、道路交通法の改正により、希望者は、マイナンバーカードに運転免許にまつわる情報を記録できるようになります。
この取り組みは、2024年度末の開始を目指して進められており、今後の本人確認書類としての運転免許証やマイナンバーカードなどの動きにも注目です。
だからなぜ運転免許が良くて他が受け付けないのはなぜなのかの記載がほとんどない。
書き直しレベルだろう。
普通に国家資格の免許証で顔写真も載ってるから。