「気付かなかった…」人気のミニバンや軽で当たり前の「スライドドア」実は見逃しがちなリスクとは
ミニバンや軽自動車の普及が進んでいるスライドドアは、子育て層には最適だといわれます。その理由と、見逃しがちなリスクについて紹介しましょう。
スライドドアで得られるメリットは数知れず! ただしリスクも隠れていた
最近は、後席にスライドドアを備えたミニバンや軽自動車が当たり前の存在となっています。
とくに子育て世代にとって、スライドドアで得られるメリットは少なくありませんが、数少ないリスクも隠れています。

スライドドア車を選ぶメリットはいくつかありますが、まず「乗り降りがしやすい」点が挙げられます。
開口部が四角く広いスライドドア車は、乗り降りがしやすい造りになっています。
重たい荷物を抱えて乗り降りする時など、開口部が広いことによって得られるメリットは思った以上に多いものです。
また「ドアの開閉にスペースを取らない」点も見逃せません。
通常のヒンジ式ドアの場合、外に向かって開閉します。大きく開こうとすると、ドアの長さ分のスペースも必要になります。
一方、スライドドアは車体に沿って開くため、開閉にはほとんどスペースを必要としません。狭い駐車スペースに車を停めるのにも躊躇せずに済むのです。
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乗り降りがしやすく、スペースを取らないというスライドドアのメリットは、とくに子育て世代と抜群の相性の良さを示します。
例えば、赤ちゃんを抱えてチャイルドシートへ乗せる際には、通常の乗り降りよりも広いスペースを必要とします。
ヒンジ式ならドアも大きく開かなくてはなりませんが、スライドドアなら大丈夫です。開口部も四角く大きいので、乗せる際に無理に体をひねったりすることもありません。
また、子どもの乗り降りにもメリットがあります。
本来は大人が常に目を配る必要がありますが、子どもは勢いよくドアを開けてしまうことがしばしばあります。
ヒンジ式ではうっかり隣のクルマにぶつけてしまう可能性が高いですが、スライドドアならリスクは大幅に軽減されます。
もちろん広い開口部で、小柄な子どもでも乗り降りしやすいのは言うまでもありません。






























