ランクルよりデカい! 1000万円超のトヨタ新型「セコイア」発売! 全長5m超え最上級SUV「キャップストーン」も設定! 今夏終わりに米国導入へ
フルモデルチェンジした新型「セコイア」のスペックや価格を2022年6月8日に米国トヨタが発表しました。果たしてどのような特徴があるのでしょうか。
最上級「キャップストーン」は1000万円超え! 新型「セコイア」とは
米国トヨタは、フルモデルチェンジした新型「セコイア」のスペックや価格を2022年6月8日に発表しました。
トヨタ史上最大かつ最強のSUVとなる新型セコイアには、どのような特徴があるのでしょうか。
2022年1月25日(現地時間)に世界初公開された新型セコイア。車名は、“世界一大きな木”として知られる大木「セコイア」に由来します。
14年ぶりにフルモデルチェンジした新型セコイアは、2021年に登場した新型「タンドラ」と同じ最新の「TNGA-F(フレーム構造)を採用したことで、ハンドリング性能やパフォーマンスの向上や優れた快適性を実現しました。
グレード展開は「SR5」「リミテッド」「プラチナ」「TRDプロ」「キャップストーン」の5つが展開されます。
新型セコイアのエクステリアは新型タンドラと共通性を感じるT字状に光るライトや水平基調のシルエットなどを採用することで力強さを表現。
フロントフェイスは、六角形のフロントグリルが組み合わされ「TRDプロ」グレードでは、トヨタのTマークではなく「TOYOTA」表記のエンブレムがフロントグリルに配されています。
さらに、TRDプロ専用の18インチアルミホイール(ブラック)や2本出しエキゾーストシステムなどを装備。
一方の「キャップストーン」では、ドアミラーやアウタードアハンドルなど随所にクローム加飾が施されるほか、セコイアとして歴代初採用となる22インチの専用クロームホイールが足まわりを華やかな雰囲気で彩ります。
新型セコイアのボディサイズは全長208.1インチ(約5285mm)×全幅79.6インチ(約2021mm)×全高74.2インチから77.7インチ(約1885mmから約1973mm)です。
インテリアは、大型タッチスクリーンマルチメディアシステム(画面サイズ:8インチもしくは14インチ)を搭載。
さらに「ヘイ、トヨタ」で起動するボイスコントロールにも対応するほか、スマートフォン連携(Apple CarPlayとAndroid Auto)にも対応します。
また新たに、3列目シートを6インチ(約15cm)幅でスライドさせられる機能を装備。北米トヨタによるとこの装備が採用されるのはセグメントとして初です。
キャップストーンのインテリアは、ウォールナットの木目パネルも配されるうえに質感が高いセミアニリンレザーのシートを装備。専用装備としてはフロントドアに遮音ガラスを採用することで静粛性が追求されています。
パワートレインは、システム最高出力443馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボにモーターが組み合わされたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」を搭載し、駆動方式は4WDと2WDの2種類を用意しています。
けん引能力は、先代モデルから約22%増となった最大9000ポンド(約4082kg)を実現。
そのほか、最新の安全機能「Toyota SafetySense2.5」やコネクテッド機能「Toyota Audio Multimedia」も標準装備されます。
トヨタのビークルマーケティングチームのゼネラルマネージャーであるジョー・モーゼス氏は次のように語っています。
「新型セコイアがこの競争の激しい市場で成功するためには、多くのことに優れていなければなりませんが、セコイアはそれを実現しています。
私たちはセコイアでそれを実現しました。私たちのお客さまは、乗員全員が乗れるスペース、常に接続されていることを望むテクノロジー、オンロードでもオフロードでも必要なヘビーデューティのパワーと効率性を手に入れることができるのです」
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米国での価格は、SR5(2WD)の5万8300米ドル(約781万円)からキャップストーン(4WD)の7万8300米ドル(約1050万円)となり、2022年夏の終わり頃に発売されます。
デカすぎて日本には合いません。わたしのプレオプラスの方が便利に乗れます。