ホンダが超高級ミニバン 新型「オデッセイエリート」投入!? 贅沢4人乗り仕様の中国発売は間近か?
「エリシオン」も4人乗り仕様設定となるか?
前述のとおり、工信部のサイトで判明したモデルが広汽ホンダが製造・販売することになるオデッセイの4人乗り仕様、「オデッセイ エリートエディション」です。
通常のオデッセイは7人乗りと8人乗りですが、このモデルは2列目シートを左右に独立した2つのキャプテンシートへと置き換え、さらなる上質で快適な空間を追い求めたモデルとなります。
2列目をこのような形式にするのは、高級ミニバンでは当たり前のアイデアです。トヨタのアルファードやヴェルファイアも上級グレードは同様に2列目に独立したキャプテンシートを採用しています。
これ以外にも、高級ミニバンへの需要が高まっている中国市場では米ビュイックの「GL8 アヴェニール」や、レクサス LMなど、さまざまなモデルが用意されています。まもなく登場すると予測されるこのオデッセイは、これら高級ミニバン需要へのホンダの回答ということでしょう。
工信部に届け出された詳細な情報を見ていきましょう。ボディサイズは全長4861mm×全幅1820mm×全高1705mm、ホイールベースが2900mmとなっており、基本的には通常のオデッセイと同じです。
また、パワートレインはハイブリッドと記載されており、写真からも「e:HEV」のエンブレムを確認。唯一違う点はこのモデルの本質的価値でもある乗員定数で、しっかり「4人」と記載されています。
このモデルは、今までオデッセイがいわれてきた「高級さの欠如」を補うものとして世に出されることとなるでしょう。
また、この4人乗りモデルはオデッセイだけでなく、東風ホンダが製造・販売をおこなう姉妹車のエリシオンにも設定される可能性があります。そうなれば、ホンダは2車種の4人乗りモデルを用いて、高級ミニバン市場へ攻勢をかけることとなります。
加熱の一途をたどる中国の高級ミニバン市場は、日々さまざまな自動車メーカーが参入してきています。そんななかで存在感をしっかりと発揮できるかが、今後のホンダの課題となるでしょう。
いいですね。日本でも販売されると第一候補になるような気がします。
私は初版のオデッセイに乗っていました。今は、旧ハリアーですが、レクサスのスピンドルグリルがどうも気に入りません。