史上最強の「伝説のデコトラ」を完全再現! ド迫力「加飾」の「一番星号」に驚愕! 希少性高い「熱風5000キロ」仕様とは
「パーツ集め」は根気…「職人探し」は熱意? 完全再現の道のりは長かった?
なお、再現車両に使用されているパーツ類は、現在かなり希少価値が高騰しており、某オークションサイトなどで高額で取引されている様子が見られます。
このように、大変だったパーツ探しですが、齋藤氏は「友人のツテで見つけられたり、ひとつのパーツから次々欲しいパーツが見つかったり、ときにはショップの倉庫から偶然発掘されたこともありました。結果として忠実な再現車両を製作できたので、本当にタイミングや運が良かったと思います」と話します。
また、齋藤氏によると「職人探し」も大変だったそうです。パーツが集まっていても、それを取り付けたり、加工したりするためには専門の技術が必要です。当時、そうした技術を持つ職人探しがやや難航したといいます。
とくに、デコトラ特有のきらびやかなライティングの製作を担うネオン屋を探すのが大変だったそうで「面倒だ」「そんな派手なものはちょっと…」と断られることもあったそうです。
そのうち、ひとつのネオン屋に齋藤氏の熱意が伝わり、数回の依頼を経てやっと製作を引き受けてくれたといいます。
このように、齋藤氏の一番星号には、同氏の熱い想いに加え、一緒に完成させようと尽力した友人や周囲の人々の想いも込められています。単に完成度が高いだけでなく、そうした人々の想いも背負った1台となっているのです。
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齋藤氏は、再現車両を街乗りなどには使用しておらず、基本的にはイベントなどへの展示にのみ活用しています。
例外的な公道走行時や車検時などには、一部のパーツを取り外す必要があるそうで、蝶ネジで簡単に取り外しできるよう設置を工夫しているといいます。
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