「ミニ アルファード」欲しい? ド迫力グリル採用のオラ顔「軽ワゴン」3選
トヨタの高級ミニバン「アルファード」にも負けない、大型フロントグリルを備えた軽自動車が人気を集めています。小さいけれど迫力十分な軽自動車3モデルを紹介します。
アルファードにも負けない! ドヤ感満点なフロントグリルを誇る軽自動車 3選
2022年5月13日、トヨタから高級Lクラスミニバン「アルファード」の特別仕様車「S“TYPE GOLD III”(エスタイプゴールドスリー)」が発売されました。ゴールドのエンブレムなどを施し、さらに迫力と豪華さを増した特別仕様車で、その人気ぶりにさらに拍車がかかりそうです。
大型で重厚なデザインのフロントグリルが大きな特徴のアルファードですが、その迫力にも負けない大型グリルを備えた小さな軽自動車も根強い人気を集めています。
今回は、「デカいグリルのギラつきがカッコいい」軽自動車3選をお届けします。
●ミニ・アルファードか!? ギラつき過ぎなグリルのスズキ「スペーシア」
いま軽乗用車の主流となっているのが、スーパーハイトワゴンと呼ばれるモデルです。
背が高く室内空間は余裕たっぷり。後席左右にはスライドドアを備え乗降性もよく、ファミリー層を中心に支持を集めています。
軽スーパーハイトワゴンの人気No.1はここ数年ホンダ「N-BOX」ですが、2位のポジションにつけているのがスズキ「スペーシア」です。
スペーシアの特徴は、ユーザーの多様なニーズに応えるワイドなバリエーションにあります。
ノーマルタイプに加えSUV風の「スペーシア ギア」、そして今回注目したい「スペーシア カスタム」の3タイプが用意されています。
スペーシア カスタムは、大型メッキフロントグリルと下部のアンダーグリル、LEDヘッドランプを組み合わせた“カスタム”仕様。
穏やかな表情のノーマルのスペーシアとは一転、アルファードも驚くほどの迫力あるスタイルが特徴となっており、同じクルマとは思えないほどです。
●市販化も近い!? ダイハツ「アトレー プレミアムver.」
ダイハツは2022年1月に開催された東京オートサロン2022会場で、前年2021年12月にモデルチェンジしたばかりの軽商用バン「アトレー」のカスタムバージョン「アトレー プレミアムver.」を参考出品しています。
シンプルな市販版のアトレーのフロント形状を活かしながら全面にシルバーメッキを施し、高級ミニバンのような仕上がりとなっていました。
ダイハツではアトレー プレミアムver.について、ショー展示のためにつくられた「カスタマイズカー」だと発表していますが、SNSなどでは「市販化されるのでは」と噂があがるほど完成度の高いモデルです。
今後は軽商用バンの世界にも、デカいグリルが流行するかもしれません。
●そこまでギラギラしていないのは王者の余裕!? ホンダ「N-BOX」
7年連続で軽自動車の販売台数1位記録を更新し続けているのが、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」です。
軽スーパーハイトワゴンは当初、ママさんユーザーからの共感を得るため愛らしいフォルムを特徴とするモデルが各社から登場していましたが、N-BOXは初代、現行型ともにスクエアさを強調する独特のフォルムで登場しました。
室内の広さを予感させるデザインはくせがなく、老若男女から幅広く支持を集めているのです。
他社のライバル車同様に、カスタム仕様「N-BOX カスタム」もラインナップされています。
しかし現行型N-BOX カスタムのフロントデザインからは他社ほどのギラつきや押し出しの強さは感じられず、シンプルにまとめられているのが特徴といえます。
これは同社のミニバンカスタムグレード「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」や「オデッセイ アブソルート」にも共通した思想のようです。
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細い車幅に高い背を組み合わせた軽スーパーハイトワゴンや軽1BOXバンのフォルムは、ひょろっとしていて頼りないかたちになりがち。
しかしアルファード風の大型グリルを備えることで、そうした見た目の不安定さを払しょくする効果があります。
ユーザーから大型グリルの軽が支持されているのは、押し出し感や迫力だけでなく、良い意味で軽らしからぬ安定した雰囲気が評価されているのかもしれません。
こういう『オラオラ顔』の車が煽り運転を助長しているのは確かです。各メーカーこういうデザインは即刻止めるべきです。
>煽り運転を助長しているのは確かです
No Evidence.