トヨタが新型SUV「ハイランダー」発表! 全長5m級「3列SUV」に新たな「ターボエンジン」搭載! 利便性向上し米国で登場
米国トヨタは新型「ハイランダー(2023年モデル)」を2022年5月11日に発表しました。
トヨタ新型「ハイランダー(2023年モデル)」発表!
2022年5月11日、トヨタの米国法人(米国トヨタ)は新型SUV「ハイランダー(2023年モデル)」を発表しました。
6年連続で米国のミドルクラスSUVジャンルでNo.1を獲得しているハイランダーですが、どのような進化を遂げたのでしょうか。
2019年に北米市場を皮切りに投入された現行ハイランダーは、北米や欧州、中国などの市場に投入されています。
日本で販売されるトヨタ「RAV4」や「ハリアー」と同じGA-Kプラットフォームを用いており、このプラットフォームはセダンの「カムリ」や「アバロン(北米向け)」、ミニバンの「シエナ(北米向け)」、レクサス「ES」などでも使われています。
ハイランダーのボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmと、マツダ「CX-8」と同等のサイズ感です。
パワートレインは、これまで3.5リッターV型6気筒ガソリン、2.5リッター直列4気筒ハイブリッドをラインナップしていました。
しかし、新型ハイランダーでは新たに265馬力の2.4リッターターボ直列4気筒エンジンを設定し、309lb-ftのトルクを発揮。
これは、従来の3.5リッターV型6気筒エンジンの263lb-ftから17%もの大幅な向上です。
とくに、7人乗り/8人乗りといった多人数利用や多積載の際に、ドライバーはそのトルク感を実感出来るといいます。
また今回のターボ車は、最大5000ポンドまでけん引可能で、ビークルスタビリティコントロール(VSC)を使用してトレーラーの不要な動きを抑制するトレーラースウェイコントロール(TSC)を装備しています。
さらに燃料消費量と排出ガスを削減するために、車両が完全に停止するとエンジンが停止し、ドライバーがブレーキペダルから足を離すと瞬時に再始動するストップ&スタートエンジンシステムを標準装備しました。
そのほかの部分では、2022年モデルから引き継がれた11スピーカー付きJBLRプレミアムオーディオシステムに加え、LimitedとPlatinumグレードには12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイ(MID)を標準搭載。
両グレードとも、従来の7インチTFTに代わり、新たに12.3インチフルデジタルインストルメントクラスター画面が追加され、パーソナルなタッチを表現する4種類のビジュアルモードが追加。カジュアルモード、スマートモード、タフモード、スポーティモードの4つのモードが用意されています。
また、8インチスクリーンを標準装備するXLEとスポーティなXSEグレードでは、12.3インチのセンタータッチスクリーンがオプションで用意される予定です。
この2グレードは、引き続き7インチTFTメータークラスタースクリーンを採用。LとLEでは、4.2インチTFTから7インチTFTに変更し、使いやすさを向上させました。
また、2023年モデルでは前席の乗員が利用できるワイヤレス充電の場所をセンターコンソールからマルチインフォメーションディスプレイに変更することでさらに利便性が向上しました。
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なお、ハイランダーの価格は2022年モデルが3万5855米ドル(約468万円)から4万9510米ドル(647万円)となっています。
今回の新型ハイランダー(2023年モデル)の価格は明かされておらず、近日中に判明するようです。
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