価格は約400万円から! 欧州で発売されたメルセデス・ベンツ新型「Tクラス」ってどんな小型ミニバン?
メルセデス新型「シタン」やルノー新型「カングー」とはどう違う?
メルセデス・ベンツは2021年8月に、欧州で新型「CITAN(シタン)」を世界初公開しています。

新型シタンは、商用車の「シタン・パネルバン」と乗用車の「シタン・ツアラー」を用意。さらに電気自動車(BEV)の「eシタン」を用意します。通常のボディサイズのほか、今後ロングホイールベース版やショートホイールベース版などが追加される予定です。
シタンは、ダイムラーとルノーの業務提携をきっかけに、2012年10月に欧州で登場したスモールバンで、ルノー「カングー」をベースとしたモデルとなり、仏モーブージュにあるルノー関係工場で生産されています。

新型シタンは2代目で、2021年4月に14年ぶりのフルモデルチェンジをはたした3代目新型「カングー」をベースにしています。ベーシックモデルのドイツでの価格は、2万3800ユーロ(日本円で約327万円。ドイツの付加価値税VAT19%込)からとなっています。
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今回登場した新型Tクラスは、この新型シタンをベースに、インテリアの質感や走りなど、メルセデスらしい作り込みがおこなわれたプレミアム・コンパクトミニバンです。
また2021年5月に登場した「コンセプトEQT」は、新型Tクラスをベースとした電気自動車(EV)を示唆するモデルです。コンセプトEQTの外観デザインは、ひと目でメルセデスのEVシリーズ「EQファミリー」の一員であることがわかるもので、バランスの取れた筋肉質なプロポーションが特徴です。
このモデルをベースにした新型「EQT」も2022年中に世界初公開される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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