子ども残してのキー閉じ込み、昨年GWは185件 JAFが注意呼びかけ
昨年のゴールデンウィークに、子どもを車内に残したまま「キー閉じ込み」をしたケースが185件あったとJAFが発表。脱水症状や熱中症などへの注意を呼びかけています。
気温23℃でも車内は50℃まで上昇
JAF(日本自動車連盟)は2016年4月21日(木)、「キー閉じ込み」のうち、子どもが車内に残されたままであったケースが、昨年のゴールデンウィーク(2015年4月29日~5月6日)に全国で185件あったことを発表しました。
過去にJAFが実施したテストでは、気温23℃の過ごしやすい日中でも車内温度は50℃近くまで上昇。子どもが取り残されると、短時間であっても脱水症状や熱中症を招く恐れがあるといいます。加齢に伴い体温調節機能が低下する高齢者や、ペットなども車内に残さないよう注意を呼びかけています。
また、日差しが強くなるこれからの季節、チャイルドシートに座った子どもに直射日光が当たり、たくさんの汗をかいて脱水症状になる場合もあることから、こまめに水分補給をしたり、日よけ(サンシェード)やタオルを活用するといったことなども紹介しています。
【了】
提供:乗りものニュース