日本初! 高速の渋滞予測にAI活用! 5/5は東北道で45km? 2022年GWの混雑予報は?
連休初日には30km以上の渋滞発生も! EVは充電待ちも考慮すべし!
コロナ禍以前の水準まで交通量が戻ると予測される2022年のGW。2022年の高速道路の渋滞はいつ、どこで渋滞が発生するのでしょうか。
NEXCOでは日本初となるAI(人工知能)を活用した渋滞予測モデルも導入され、過去のデータなどを詳細に解析することで、かなり精度の高い渋滞予測が算出されるようになりました。

まず連休初日である4月29日は、関東圏では東北道の下り・久喜IC付近で約25km、関越道の下り・高坂SA付近は30km、東名の下り・大和トンネル付近で20km、関西圏では名神の上り・蝉丸トンネル付近で25kmの渋滞がそれぞれ予測されています。
4月30日は、上り線が混雑するようです。関越道の上り・高坂SA付近で20km、中央道の上り・小仏トンネル付近で20km、東名の上り・綾瀬SIC付近で25kmといった長い渋滞も予測されています。
GW終盤では、5月5日は、東北道の上り・上河内SA付近で45km、関越道の上り・高坂SA付近で40km、中央道の上り・土岐JCT付近で20km、東名の上り・綾瀬SIC付近で35kmもの激しい渋滞が予測されており、コロナ禍以前の数字とほぼ同レベルまで混雑しそうです。
GW期間中は初日から下り路線で渋滞が発生しやすく、終盤は連休の残り2日程度に大渋滞が発生しそうです。2022年は5月8日までGWが続くため、数日前には都市部に多くの人が帰る予想となっています。
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いよいよ渋滞予測にもAIが導入されたことで、かなり精度の高い予測が出てくるようになりました。
そんななか心配なことがひとつ。それはBEV(バッテリーEV)やプラグインハイブリッド車の充電です。
近年増加傾向にあるBEVの充電スタンドは、多くのSA/PAに設置されているものの、1、2基というところがほとんど。
そのため、先客がいる場合は最低でも30分から1時間は足止めされることになり、この充電待ちに高速道路の渋滞が加わると、目的地までかなりの時間がかかることもありそうです。
PHEVはともかく、BEVオーナーはそういったことも考慮したスケジュールを立てる必要がありそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。












