世界初公開されたトヨタ「bZ4X」の「剥がせる塗装」仕様! 社長自ら世界に1台の自分モデルを提案!

剥がせるボディカラーってナニ? さらに広がるKINTOの取り組みとは

 剥がせるボディカラーは、KINTOのなかで立ち上がった「KINTO FACTORY」という、ソフトウェアのアップデートや内外装のリフレッシュ、ドライバーに合わせたオプション品の装着をおこなう部門の1商品として取り扱われる予定だそうです。

 剥がせるボディカラーといえば、ラッピングが流行していますが、ラッピングは職人の技術や使うシートによって仕上がりに差が生じてしまいます。

 しかし、この剥がせるボディカラーは塗装なので工場での差も生じにくいうえに、なによりトヨタ純正色の塗装を使用するので、塗料に関しても安心安全で色合いに関しても担保が得られます。

 もちろん普通に使っている分には剥がれることはほとんど無いそうです。

 しかし、水道水を高圧で当てることで剥がすこともできるといいます。
 この剥がれないけど剥がしやすいという二律背反のバランスがとても難しいようです。

 KINTOの小寺社長は「1台のクルマを長く、大切に乗ってもらいたい。白黒グレーなどのカラーではなく、もっとさまざまなカラーを楽しんで欲しい。塗っても剥がせるので将来的な査定にも響かない」と説明します。

 というのも、この剥がせるボディカラーは、KINTOのリース車だけでなく、現在所有しているクルマに対してもサービスをおこなう予定だといいます。

 つまりは気軽にボディカラーチェンジを楽しんで欲しいとのことです。

 小寺社長は「カスタマイズなども含めてゆくゆくはKINTO FACTORYを街のガレージにしていきたい」と述べていました。

純正色に無い自分の好きな色を選ぶことがデキる「剥がせる塗装」 展示イベントではデモ体験もおこなえるという(写真は自ら好きな色を選んだKINTOの小寺社長)
純正色に無い自分の好きな色を選ぶことがデキる「剥がせる塗装」 展示イベントではデモ体験もおこなえるという(写真は自ら好きな色を選んだKINTOの小寺社長)

 KINTOもサブスクに慣れ親しんだ若者を中心にユーザー層も拡充しており、都心部だけでなく地方部においてもユーザーが着実に増えているそうです。

 またモビリティマーケットでは旅行プランの取り扱いや、特選旧車をフルレストアしてレンタカーとして提供しています。

 最近では、カローラレビン(TE27型)やセリカリフトバックなどもレンタカーして乗ることも可能です。

 すべての車両はフルレストアされ、1回貸し出されるたびにしっかりとメンテナンスをして、次の人に貸し出すといった細やかなサービスがおこなわれています。

※ ※ ※

 サブスクとしてクルマを提供するだけでなく、クルマ好きのユーザーに向けていろいろなことを試す場所としてもKINTOはますます活躍の場を広げそうです。

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【画像】水でズバッと剥がせるの? 初公開された新型bZ4Xの斬新カラーを見る!

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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