マツダ 新型SUV「高級内装&右ハン」初公開! 「ワイドでリッチ」な新型「CX-60」の日本仕様の特徴は?
マツダは2022年4月7日、今秋発売予定の新型SUV「CX-60」日本仕様を初公開しました。縦置きエンジン搭載の新開発プラットフォームなど気になるポイントはたくさんありますが、今回注目したいのは日本仕様の内装です。上位グレード向けと思われる2種類のお洒落な内装がお披露目されました。どのように違うのか、じっくりと比べてみましょう。
マツダの大型高級シリーズ第一弾「CX-60」日本仕様の内外装を初公開
マツダは、新型車「CX-60」日本仕様を2022年4月7日に初公開しました。
新型CX-60は、2列シートレイアウトのミッドサイズSUVで、マツダが今後新たに展開していく大型サイズの高級モデルシリーズ第一弾となります。
新型CX-60はすでに2022年3月9日にマツダの欧州部門で先行発表されていますが、今回は日本仕様の右ハンドル仕様車の内装が新たに公開されています。
内外装デザインは、マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)SOUL of MOTION」をさらに進化させています。
マツダは「タフな骨格の中に知性とエレガンスが光る外観」「ワイドでリッチなインテリア」を目指したと説明します。
今回は“ワイドでリッチ”な室内空間を具現化したという新型CX-60の内装について、詳しく見てみましょう。
運転席・助手席前のインパネは、水平基調の横長な形状です。
左右のエアコン吹き出し口はそのままドア側面へとつながるように回り込んでいます。
横型ワイドのセンターモニターは上部に独立。中央部は左右方向にトリム素材が貼られています。
そして下部にワイドなセンターコンソール部が前後方向に力強く配置され、新型CX-60の縦置きエンジン・縦置きトランスミッションレイアウトを内装デザインでも表現しています。
今回発表となった日本仕様の新型CX-60では、2種類の内装仕様が公開されました。
マツダではいずれも新型CX-60の世界観を先鋭化した“プレミアム仕様”だと説明しており、上級仕様の内装であることがわかります。
1つ目は、アイボリーの明るい内装色を基調とした「プレミアムモダン」です。
すでに欧州での発表時に明らかにされていたこちらは、インパネ中央部のトリムに上質な織物素材を用いています。
また織物の中央には、日本の掛縫い表現をモチーフとしたステッチを、そしてセンターコンソールには、アイボリーの内装色とも相性の良い明るい天然木素材をそれぞれ配置。
マツダではこのプレミアムモダン内装について「自然がもたらす変化に美を見出し、きめ細やかにしつらえる日本人の精神を表現した」と説明しています。
そして今回新たに発表されたのが、ブラックとタン(黄土色)を組み合わせた「プレミアムスポーツ」です。
タンカラーの柔らかく上質なナッパレザーと、キルティングを施したスウェードの異素材のコンビネーションで、ラグジュアリーに仕上がっているのがわかります。
この華やかな雰囲気のなかでも、インパネ上部やセンターコンソール、ドアアームレストなどにブラックの素材が効果的に配され、全体の印象をぐっと引き締めるのに役立っているのです。
複数の素材を効果的に組み合わせ、高級感をアップさせたプレミアムスポーツ内装についてマツダは「重厚かつ大胆なラグジュアリーさに遊び心を揺さぶり心昂らせる(たかぶらせる)」狙いがあると説明しています。
マツダ 新型CX-60は、2022年初秋に国内で発売される予定です。
今回発表されたプレミアム内装以外にも、新型CX-60にはさらに複数の内装が用意されるものと予想されます。こちらも発表が楽しみなところです。
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