マツダの新型SUV「CX-60」いよいよ登場! PHEVの個性が違う!? 三菱「アウトランダー」と乗り比べ!

PHEVシステムを搭載するマツダ新型「CX-60」の日本仕様が発表されました。2021年末に三菱新型「アウトランダー」が登場していますが、同じPHEVといってもそれぞれに異なる特徴があるようです。

三菱とマツダから注目のPHEV登場!

 外部から充電可能なハイブリッド車である「プラグインハイブリッド車」に、三菱新型「アウトランダー」とマツダ新型「CX-60」という2車種の注目モデルが登場しました。

FRプラットフォームを採用したマツダ新型「CX-60 PHEV」(プロトタイプ)
FRプラットフォームを採用したマツダ新型「CX-60 PHEV」(プロトタイプ)

 2021年12月に発売された新型アウトランダーは、日本市場ではPHEV専用モデルとして投入されます。

 一方、2022年4月に新型CX-60の日本仕様が発表され、ガソリンやディーゼル48Vマイルドハイブリッド車に加えてプラグインハイブリッド車が用意されました。

 同じプラグインハイブリッド車の2車ですが、技術的な面や走りのチューニングについて違いがあります。具体的に何がどう違うのでしょうか。

 新型アウトランダーはダート専用コースや一般道で試乗、新型CX-60(プロトタイプ)はマツダ美祢自動車試験場で試乗し、幹部やエンジニアから話を聞くなどしたなかで、両車の商品特徴が浮彫りになってきたのです。

 技術面でもっとも大きな違いは、基本的な駆動方式です。

 どちらもAWD(四輪駆動車)ですが、新型アウトランダーはエンジン横置きのFF(フロントエンジン・フロント駆動)で後輪はモーター駆動となります。

 ガソリンエンジンは2.4リッター直列4気筒で最高出力98kW/最大トルク195Nm。モーターはエンジンと連動するフロントモーターが最高出力85kW/最大トルク255Nm、リアモーターが最高出力100kW/最大トルク195Nmで、バッテリーパックの電気容量は20kWhです。

 対する新型CX-60は、エンジン縦置きのFR(フロントエンジン・リア駆動)がベースで、モーターは新設計の8速オートマチックトランスミッションと組み合わせています。

 ガソリンエンジンは2.5リッター直列4気筒で最大出力141kW/最大トルク261Nm。モーターが最高出力129kW/最大トルク270Nmで、バッテリー容量は17.8kWhとしています。

 基本レイアウトの違いは、両車の走りの違いに直結します。

 具体的には、新型アウトランダーは前後輪の駆動力をつなぐプロペラシャフトがありません。そのため、後輪はモーターを独立して制御することが可能です。

これは一般的に、「e四駆」などと呼ばれるシステムですが、e四駆の多くが雪道や滑りやすい路面での安定した発進などをサポートするイメージでした。

 それが近年では、トヨタ「RAV4ハイブリッド」や「RAV4 PHV」などに見られるように、リアモーターを積極的に使う走りのレベルをさらに上げた「電動四駆車」というイメージが高まっていました。

 その上で、新型アウトランダーは「フロントモーターよりリアモーターを高出力として、リアを積極的に働かせている」(三菱エンジニア)という開発思想を持っています。

 実際、オフロードコースで強めにアクセルを踏み込むと、クルマのリアがコーナーの内側に向けて回り込むことがわかります。

 三菱の実験担当者も「『ランサーエボリューション』で培ってきた(車両運動総合制御システムの)S-AWCを最大限に活用して、三菱ならではの走りを追求してきました」といいます。

 また走行状況に応じて、NOMAL、POWER、ECO、TARMAC、GRAVEL、SNOW、MUDと7つの走行モードをドライバーが選べるのも大きな魅力です。

【画像】PHEV搭載の新型SUV対決! マツダ新型「CX-60」vs 三菱新型「アウトランダー」(44枚)

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