約6億円! 超豪華内装のレクサス「高級ヨット」がヤバい! 「LY650」がスゴかった!
トヨタマリンは、レクサス「LY650」を「ジャパンインターナショナルボートショー2022」に展示しました。どのような仕様になっているのでしょうか。
これは乗ってみたい! レクサス高級ヨット「LY650」とは
2022年3月31日から開催された「ジャパンインターナショナルボートショー2022」にて、トヨタマリンはレクサス「LY650」を展示しました。
レクサスブランド初のラグジュアリーヨットとなるY65ですが、その仕様はどのようになっているのでしょうか。
レクサスブランドにおいて、フラッグシップセダン「LS」、フラッグシップGTクーペ「LC」、フラッグシップSUV「LX」、フラッグシップミニバン「LM」に並ぶラグジュアリーヨットが「LY」です。
2017年1月に発表されたLY650は「レクサス・スポーツヨット コンセプト」をベースに独自のデザインと優れた航走性能、快適な空間を実現しました。
LY650のサイズは全長19.94m×全幅5.76m。エクステリアデザインは、丸みを帯びた船首や豊かなボリュームを強調した船尾に優美な曲線をもつ、いままでにない特徴的なデザインを実現。
インテリアは、イタリアのヨットデザイン会社「Nuvolari Lenard」とコラボレーションしたことで、先進的なデザインに加えて細部まで作り込まれた空間となっています。
実際の内装としては、サロン、キッチンや寝室、クローゼット、化粧室などが備わってるほか、電子レンジ、冷蔵庫、ドラム式洗濯機×2が装備されるなど、普段の部屋と変わらないようになっています。
また操縦席のレザーシートにはレクサスというエンブレムが付与されているほか、クルマのような丸形ステアリングを採用しているため、一見クルマと見間違うほどです。
そのほか、ボディ自体ではCFRP(炭素繊維強化プラスチック)とGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を組み合わせることで軽量・高剛性な船体を「Marquis Yachts」社と共同開発し、安定した操縦性や優れた乗り心地を実現。
エンジンは「ボルボ・ペンタ」製IPSシステム(1350/1200/1050)を搭載。高出力と低燃費の両立に加え、優れた航走安定性と操縦性を実現。
操縦はジョイスティック操舵、定点保持、オートフラップなど、充実した操船サポート機能を装備。燃料タンク容量は4012リッター、清水タンク容量は852リッター、客室数は3部屋でベッド6名に対応しています。
なお、LY650の発表時にトヨタ社長の豊田章男氏は次のようにコメントしました。
「LY650は、トヨタマリンとMarquis Yachts社の合同チームでボートの製造現場にトヨタ生産方式を導入し、生産性と品質の向上を図り、レクサスの『クラフテッド』と呼ばれる思想をラグジュアリーヨットという形で具現化しました。
ラグジュアリーライフスタイルブランドを目指すレクサスの、クルマに留まらない挑戦の象徴です。
私達は、モビリティカンパニーとして、海においても新しいモビリティの可能性を追求してまいります」
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LY650の販売価格は4億5000万円からとなっており、今回のイベントに展示されていた仕様ではさまざまなオプションが搭載され約6億円になるといいます。
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