首都高さらに北へ! 新路線「新大宮上尾道路」の工事いよいよ本格化 どこまで延びる?
首都高「新大宮上尾道路」の工事に伴い、国道17号では交通規制が始まります。新大宮バイパス・上尾道路の上空でどのような計画が進んでいるのでしょうか。
宮前ICで交通規制
首都高の新線「新大宮上尾道路」の工事が、いよいよ本格化します。
2022年4月4日、国道17号(新大宮バイパス・上尾道路)と国道16号(西大宮バイパス)が交差する宮前ICで、交通規制が始まります。
規制内容は、国道17号上り(戸田・池袋方面)で、2車線から1車線に絞り込む位置を400mほど北(鴻巣寄り)に移すというものです。
絞り込み位置の変更は橋梁基礎工事に伴うもので、これにより常設の作業スペースが確保されます。期間は2025年3月末までの予定です。
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新大宮上尾道路は、現在の首都高埼玉大宮線と同埼玉新都心線の境界である与野JCT(仮称)から分岐して北上。圏央道の桶川北本ICを経由し、埼玉県の鴻巣市箕田に至る長さ25.1kmの自動車専用道路です。
国道17号の新大宮バイパス・上尾道路と一体的に整備される形で埼玉県中央部を南北に縦断し、外環道と圏央道を結びます。
このうち、現在、事業が進んでいるのは、与野JCT(仮称)から上尾市堤崎までの8.0kmです。国道の上部に4車線(片側2車線)の高架道路で建設され、途中には、大宮、宮前南、宮前の出入口が設けられるほか、暫定の終点となる堤崎には上尾南出口(いずれも仮称)の設置も計画されています。
この「与野~上尾南」間は、首都高速と国土交通省関東地方整備局が共同で事業を進めています。2022年度は事業費として35億5000万円を計上しており、調査設計、用地買収、橋梁下部工事を進める予定です。
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