東名「足柄SA」変わります! 小型車は277台増で駐車可能台数1.4倍に! 敷地変えずにどうやって増やした?
東名高速の足柄SAで進められてきた駐車マス増設工事が完成へ。駐車可能台数は、小型車が約1.4倍、大型車(中型車含む)が1.3倍に増えますが、どのように増やしたのでしょうか。
大型・中型車の駐車可能台数も約1.3倍増
足柄SAの駐車場が変わります。
NEXCO中日本東京支社は2022年3月23日、東名高速の足柄SA(上下)の駐車マス増設工事が、31日に完成すると発表しました。
これまで足柄SAは昼間は小型車エリアが、夜間は大型車エリアが混雑していました。
そこで今回、駐車場のレイアウトを工夫して、状況に応じて大型/中型車と小型車のどちらでも駐車できる兼用マスを増設。
兼用マスは青線で明示されており、大型車または中型車が1台で利用するか、小型車が縦列2台で駐車できるようになっています。
小型車マスは、これまで基本的に前進駐車でしたが、半数近くをバック駐車のレイアウトに変更。これにより駐車マスを増やすとともに、出庫時にバックするクルマ同士が衝突する事故の減少にもつながります。
また、トレーラーやダブル連結トラック優先の駐車マスも整備し、一部には「21m超車両優先」と標示しています。
下り名古屋方面は、小型車マス(兼用マス含む)が192台増の517台に、大型車マス(中型車マス含む)が88台増の353台に。
上り東京方面は、小型車マス(兼用マス含む)が85台増の516台に、大型車マス(中型車マス含む)が83台増の352台に変わります。
上下合わせた駐車可能台数は、小型車だと37%増、大型車(中型車含む)だと32%増です。
このほか、バスは上りで11台分、二輪車は上下計63台分のマスが増設されます。
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