豪華版ハイエース? 8人乗りトヨタ高級ミニバン「グランビア」発表! 700万円超で台湾に投入

台湾トヨタが新型「グランビア(8人乗り仕様)」を2022年3月15日に発表。高級ミニバンとされるグランビアとは、どんなモデルなのでしょうか。

8人乗り仕様のトヨタ新型「グランビア」とは

 台湾トヨタが2022年3月15日、新型「グランビア(8人乗り仕様)」を発表しました。

 グランビアはファミリー需要や送迎需要を捉え、広いラゲッジスペースも確保した8人乗りの高級ミニバンとして、現地に投入されます。

台湾トヨタが新たに投入する「グランビア(8人乗り仕様)」
台湾トヨタが新たに投入する「グランビア(8人乗り仕様)」

「ハイエース」(200系)が2022年3月現在も販売されている日本とは違い、東南アジアなどではセミボンネットタイプの新型ハイエース(300系)が、2019年からフィリピンを皮切りに順次発売されてきました

 その新型ハイエース(300系)の乗用モデルかつ豪華版となるのがグランビアで、「マジェスティ」(例:タイ)など別の名前で展開される市場も存在します。ちなみに、日本では乗用モデルが「グランエー

ス」として販売されています。

 台湾市場においてグランビアは、2019年5月21日にまず6人乗り仕様と9人乗り仕様が発売されました。

 ボディサイズは全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmと大柄です。

 エクステリアでは、クロームメッキ調の大型フロントグリルやLEDヘッドライトを備えることで迫力のあるフェイスデザインを表現。

 サイドではフロントから続くプレスラインや、クロームのトリムが印象的で、ハイエースの商用車らしさはありません。

 リアでは、個性的なクロームメッキのアクセントとL字LEDテールライトが後方に対しても存在感を与えています。

 8人乗り仕様は「2-3-3」のシート配列となり、後部2列のシートには革シートを採用。ロングドライブを快適なものにしてくれます。

 また特徴的なラゲッジスペースは、28インチのスーツケースが8個入る大容量も実現しました。

 エンジンは最高出力177馬力を発揮する2.8リッターディーゼルターボ(1GD型)が搭載され、トランスミッションは6速AT(MTモード付き)が組み合わされます。

 現在台湾で先行予約が受け付けられており、価格は169万9000台湾ドル(約713万円)で す。

 ちなみに、グランビアという名前は、かつてトヨタオート店(現:ネッツ店)のチャネルで販売されたミニバンでも用いられており、懐かしさを感じる人もいるかもしれません。

 それではここでクイズです。

 1995年から2002年まで日本で販売されていた頃のグランビアには、国内の別チャネルで販売される姉妹車が存在しました。その車種の名前とは、次のうちどれでしょうか。

【1】イプサム

【2】スパーキー

【3】グランドハイエース

【4】ガイア

※ ※ ※

 正解は【3】の「グランドハイエース」です。

 グランビアの販売チャネル別の姉妹車としてラインナップされていたグランドハイエースは、トヨペット店で販売されていました。

【画像】豪華版ハイエース!? 「グランエース」とは違う新型「グランビア」画像で見る(15枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー