トヨタの人気ミニバンは「イマ買っていつ届く?」 デビューから2か月経過! 新型「ノア/ヴォクシー」の現状はいかに
さまざまなメーカーや車種において長い納車待ちが懸念されています。そうしたなかでトヨタ新型「ノア」と新型「ヴォクシー」の納車はどのくらいになっているのでしょうか。
「ノア/ヴォクシー」の納期は年末ギリギリ ユーザー反響はいかに
2022年1月13日に発売されたトヨタ新型「ノア」と新型「ヴォクシー」。
両者ともに発売前の先行受注から多くのオーダーが入っているといいますが、3月中旬時点にオーダーした場合、納車時期(納期)はいつになるのでしょうか。
新型ノア/新型ヴォクシーは細かく仕様が設定されています。
エクステリアにおいて、新型ノアには標準仕様とエアロ仕様の2種、新型ヴォクシーは1種となっているほか、ガソリン車/ハイブリッド車、駆動方式、乗車定員などさまざまなバリエーションが用意されました。
そんな新型ノア/新型ヴォクシーについて、トヨタの公式ページでは工場出荷時期目処をアナウンスしています。
それによれば「ご注文いただいてから3か月程度。ハイブリッド車は5-6か月程度。グレード・仕様により納期が異なりますので、詳しくは販売店にお問い合わせください」と説明しているようです。
実際の納車状況について、首都圏のトヨタ販売店担当者は「オプション装備やグレードによって異なりますが、2022年11月から12月頃には納車できる見込みです」といいます。
関西圏の販売店担当者も「12月頃を予定しています」と話しており、現時点の納期はおおよそ9か月となりそうです。
かつて新車の納車待ちは約1か月から2か月ほどがスタンダードで、人気車でも3か月ほどというのが一般的でしたが、現在では半年以上の納車待ちを要することも珍しくありません。
その理由について、前出の担当者(首都圏)は「半導体といった自動車部品の不足が原因のひとつになっています」と話しており、今後すぐに納期が短縮される見込みはないようです。
では、そのような長期間の納車待ちについて、ユーザーからはどのような声が挙げられているのでしょうか。
関西圏の販売店担当者は、ユーザーからの声について以下のように話します。
「納期をお伝えすると『長いですね…』と驚かれたり、落胆されたりする人もいます。
また、車検などで乗り換えを検討している場合には、納期の短さを重視してタイプやオプションを変更されることもあります。
新型ノアと新型ヴォクシーは、デビュー当初より納期が延長されているため、今後、納期が伸びることを懸念して、早めに購入の決断をされる人も多く見られます」
さらに、前述した半導体などのパーツ不足に加えて、世界情勢が不安定なことから工場のラインをストップさせるなど、自動車の生産状況は思わしくありません。
こうした納期の長さについて、SNSでは「ヴォクシーの納車、来年にズレ込む可能性あるかもっていわれて泣きそう」、「納期が長すぎて不安…」、「販売店は悪くないけどなんだかなあ…」といった声が挙げられています。
とくに「不安」という声が見られ、納車が遅れる状況や要因は理解していても、自身の購入した車両がしっかりと手元に届くのかどうか、不安が拭えないという人は多いようです。
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納期の短縮が見込めない現在、早めに希望のクルマを手に入れるためには、購入の決断を早急におこなうことが求められるようです。
車検などの関係で乗り換えを検討している場合には、1年ほどの余裕を持って販売店に相談するのが良いかもしれません。
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