プジョー新型「308」はいつ日本で登場? 新エンブレム初採用のモデルはどう進化した?
プジョーのコンパクトハッチバック、新型「308」がまもなく日本で登場します。3代目となった308はどのように進化したのでしょうか。
よりワイド&ローのスポーティなスタイルになった新型308
ステランティスのブランド、プジョーのCセグメントハッチバックである新型「308」が、この春にも日本で登場します。
新型308とはどのようなモデルなのでしょうか。
新型308は、2021年3月にパリで世界初公開されたハッチバックモデルです。日本でも、2021年9月に六本木ヒルズで開催されたブランド体感イベント「ライオン・エクスペリエンス2021」にて初公開されました。
プジョーの最新プラットフォーム「EMP2」を採用する新型308のボディサイズは、全長4367mm×全幅1852mm×全高1441mm、ホイールベースは2675mm(欧州仕様)。これは先代よりもホイールベースが55mm長くなり、全長も11mm増えています。逆に全高は20mm低くなり、ワイド&ローのスポーティでスタイリッシュなエクステリアとなっています。
室内空間が先代よりも広くなり、クラストップレベルの実用性と快適性を確保。荷室容量はVDA値で412リッターで、床下にはさらに28リッターの収納スペースがあります。後席背もたれを倒すと、最大荷室容量は1323リッターに広がります。
また新型308は、プジョーの新ロゴを採用する初のモデルとります。大きなフロントロゴのなかには、レーダーが装備されています。
また標準でLEDヘッドライトを採用。彫りの深いスリムなデザインで、ブランドのトレードマークである縦型LEDデイタイムランニングライトも装備されます。
空力も大きく改善。バンパーやディフューザー、ドアミラー、ホイールデザインまで空力を考えたデザインとなり、結果、Cd値は0.28という数値になっています。
通常エンジンモデルは1.2リッターガソリンターボ(ピュアテック130)、1.5リッターディーゼルターボ(BlueHDi130)が用意され、8速ATと組み合わされます。
そのほか、プラグインハイブリッド(PHEV)も用意されます。これは180馬力のピュアテックガソリンエンジンと81kWの電気モーターをe-EAT8(8速AT)のギアボックスに組み合わせたもので、12.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電でのEV走行可能距離は、HYBRID225が最大36マイル(約58km)といいます。
※ ※ ※
初代308は、「307」の後継車として2007年に登場。2013年には2代目に進化し、今回フルモデルチェンジして登場する新型は3代目のモデルとなります。
数字の3ではじまるプジョー「30X」シリーズは、Cセグメントハッチバックとして欧州では代々人気のモデルで、VW「ゴルフ」やルノー「メガーヌ」、オペル「アストラ」などのライバル車となります。
2021年9月の段階では、日本上陸は「2022年第1四半期」と発表されていましたが、なおも続く半導体不足などの問題もあり、若干遅れているようです。それでも2022年4月中旬には登場する見込みです。
またツーリングワゴンの新型「308SW」も2022年内に日本に導入される予定です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。