東北道~塩原温泉の“難所”解消! 国道400号の「下塩原バイパス」26日全通 現道はどんな道?

塩原温泉へのアクセスルートである国道400号の「下塩原バイパス」が全線開通します。これにより、どのような効果が期待されるのでしょうか。

現道は幅が狭く急カーブ、大雨で通行規制

 国道400号の「下塩原バイパス」が、2022年3月26日14時に全線開通します。

今回開通する国道400号「下塩原バイパス」の留春大橋(画像:栃木県)
今回開通する国道400号「下塩原バイパス」の留春大橋(画像:栃木県)

 国道400号は茨城県水戸市から福島県西会津町に至る道です。

 今回開通する下塩原バイパスの区間は、東北道の西那須野塩原ICと塩原温泉郷を結ぶ重要な観光ルートですが、箒川沿いの道は幅が狭くカーブが連続し、行楽シーズンには渋滞が発生。

 さらに累積降雨量が200mmに達したときは通行止めになるなど、課題がありました。

 下塩原バイパスは、このような区間に計画され、2004年度に事業着手。2011年9月には、東側の「がま石トンネル」を含む1.6kmの区間が開通しています。

 今回は西側の2.0kmの区間が開通し、長さ3.6kmの全線が通れるようになります。

 開通区間では、長さ167mの留春大橋や、長さ1458mの潜竜峡トンネルなどが整備されています。

 栃木県はこのバイパスの開通で通行規制区間が解消されるなどして、地域の安全・安心な通行が確保されるとともに、観光をはじめとする地域産業活性化への寄与が期待されるとしています。

【画像】3本目のトンネルは幻に 「下塩原バイパス」当初の計画は今より0.8km長かった(8枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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