ゴツさ強調の日産新型「キャラバン」がリビングルーム搭載!? 車中泊の先をいく「マイルーム」がスゴすぎる!
キャンピングカーや車中泊がブームとなるなか、日産は「キャラバン」の車内を“部屋”にしたてたコンセプトカーを開発しました。「キャラバン マイルーム コンセプト」とはどのようなモデルなのでしょうか。
マイルーム仕様のキャラバンがオシャレすぎ!
日産「キャラバン」をベースに、キャンピングカーや車中泊仕様などに仕立てたモデルが存在していますが、さらにその先をいく、素敵な部屋を車内に搭載した「どこでもMY ROOM」をキーワードにしたコンセプトモデルがあります。それが「キャラバン マイルーム コンセプト」です。
バン(ワゴン)の広い室内空間を活かしてシートやベッドを配置し、シンプルな装備で旅を楽しむ「バンライフ」が若者を中心に注目を集めていることを背景に、4ナンバーで質素なキャンピングカーや車中泊仕様のクルマの需要が増加。
さらに、新型コロナ禍で在宅勤務をおこなう人も増え、クルマでの「ワーケーション」といった新たなニーズが出現しているといいます。
そんななか日産は、社内の有志が集合してキャラバン マイルーム コンセプトを発案。すでにある車中泊仕様の「キャラバン マルチベッド」に加え、新たな車中泊シリーズのコンセプトカーとして登場しました。
キャラバン マイルーム コンセプトは、30代で2人暮らしの仲良し夫婦が、まったりとくつろげる部屋ごと自然のなかへ出かけていき、どこでも快適に仕事ができるようなシチュエーションを想定して開発されました。
外観は、ナチュラルなベージュのボディにホワイトルーフの2トーンカラーが塗装されたほか、岩のようなデザインのブラックパーツがドアミラーやボディ下部を一周するように装着され、ゴツさを強調しています。
さらに、ウインドウのステッカーやフォグランプ、ブラックのホイールなど各所にオレンジのアクセントが加えられるなど、アウトドアで用いられるギア感を表現したスタイルとなりました。
アクティブな外観とは一変し、内装はオシャレなワンルームマンションのようなしつらえです。
壁や床、天井には木目調トリムが採用されたほか、回転式テーブルやソファ(専用シート)、跳ね上げ式ベッドを設置。まるでリビングのような雰囲気に仕上げられました。
ソファやマットレスは、グレーのファブリックとブラウンのレザーを組み合わせたもので、部屋全体をコーディネート。間接照明やマガジンラックも装備され、くつろぎの空間が広がっています。
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キャラバン マイルーム コンセプトは東京オートサロン2022やジャパンキャンピングカーショー2022で展示され、来場者から好評を得ているといいます。
現段階ではコンセプトカーですが、いずれ何らかの形で市販化されるのか、今後の展開が注目されます。
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