日産新型「キャラバン」の車中泊仕様が超便利! 寝泊まりできて荷物も載せられる「マルチベッド」がイイ感じ!
日産の商用バン「キャラバン」のディーゼル車のマイナーチェンジが発表されました。そんなキャラバンには「マルチベッド」という車中泊仕様がラインナップされているのですが、一体どんなモデルなのでしょうか。
車中泊仕様の「キャラバン マルチベッド」ってどんなモデル?
2021年10月のガソリン車に続き、日産「キャラバン」のディーゼル車のマイナーチェンジが発表され、2022年4月下旬に発売されます。
新型キャラバンは内外装のデザインが変更され、ダイナミックで存在感がある外観に、黒を基調とした落ち着いた雰囲気の内装へと一新しました。
さらに、運転時の疲れを軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」の採用や、歩行者の検知も可能な「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「インテリジェントアラウンドモニター」「踏み間違い衝突防止アシスト」といった先進安全技術を装備。全車がサポカーS<ワイド>の対象となるなど、装備や機能の面でも進化を遂げています。
また、ディーゼル車のパワートレインは、新開発の2.4リッターディーゼルエンジンと7速ATを搭載。排気量は従来モデルの2.5リッターからダウンサイジングしていますが、動力性能が向上するとともに、静粛性や燃費性能がアップしました。
キャラバンを使うユーザーは、仕事で使うプロのほか、昨今は広大な荷室に趣味の道具を載せてレジャーを楽しむプライベートユーザーも少なくない状況で、年々その数が増加傾向だといいます。
そんななか、日産の関連会社のオーテックジャパンは、車中泊仕様のキャラバンとして「マルチベッド」をラインナップしています。
スケジュールに縛られずに自由に旅をするときや、ホテルを利用しづらいペット連れでの旅行、スキーやサーフィン、釣りなど早朝から活動するアクティビティなど幅広い用途で車中泊をする人が存在し、なかには車中泊自体を目的として出かける人もいるようです。
昨今ブームとなっている車中泊のニーズに対応するキャラバン マルチベッドは、荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムとフロアパネルを装備することで、車内で快適な休息や寝泊まりするスペースを確保しつつ、積載性も兼ね備えました。
2列目シートを倒さずにベッドの展開が可能で、荷室スペース全体にわたって展開できる「フルベッドスタイル」、左右のベッドを独立させた「セパレートベッドスタイル」のほか、ベッドをベンチとして使い、オプションのテーブルと組み合わせて使うこともできます。
ベッドを使わないときは荷室スペースの側面に跳ね上げておけるので、バイクや自転車などの趣味の道具を載せるといった使い方にも対応しています。
なお、これらのベッドのレイアウトは工具を使わずに変更でき、キャンピングカーのような大掛かりな改造をおこなうことなく休憩や車中泊することができるのも、マルチベッドのポイントのひとつでしょう。
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キャラバン マルチベッドは上級グレードの「プレミアムGX」または最上級グレードの「グランド プレミアムGX」をベースとし、ガソリン車またはディーゼル車を設定。2WDに加え、ディーゼル車には4WDもラインナップされます。
価格(消費税込)はガソリン車が349万8000円から369万3800円、ディーゼル車が418万5500円から468万3800円です。
なお、ミドルサイズミニバンの「セレナ」と小型商用バン「NV200 バネット」にもマルチベッド仕様が用意されており、今回マイナーチェンジした新型キャラバン(ディーゼル車)も追加され、幅広いモデルから選択することが可能になりました。
コロナ感染時に家族から自身を隔離目的で車中泊を行なう人も居るし、災害時に家屋が被害を受けた場合や非難先で車中泊を強いられるなど、フラットな床でストレス無く横になれるという点でハイエースやキャラバンは余裕がある室内空間で需要は高く、軽ではN-VANを除きハイゼットカーゴ(サンバー)、エブリィ(日産NV100クリッパー、三菱ミニキャブバン、マツダスクラムワゴン)が大人2人が足を伸ばせて寝られますね。
そのうちこういった1BOXタイプの車は自宅に庭がある家ではエンジンを掛けてインバーターを使えば停電時でも電気が使える仮設シェルターの代わりとして利用されるのではと思ってみたり。無論、電気が使える時は車内に100Vを引き込めばブレーカーとコンセントを装備できますし、子供の(大人も?)秘密基地のように使えます。別に新車じゃなくても中古車で購入してタイヤを外しコンクリートブロックや枕木などで地面から離せば無ナンバーで置きっぱなしも出来ます。
最近ではバンやキャンピングトレーラーを置きっぱなしで土地を買って水道と電気を引き、田舎に住んでいる人も見かけますね。