「たまには気にしてアゲて!」 スペアタイヤの点検頻度はどのくらいがベスト? 搭載減った訳とは
最近の乗用車では見ることの減ったスペアタイヤですが、いざというトラブル時には重宝するものです。ではどのくらいの頻度で点検をすればいいのでしょうか。
スペアタイヤの点検は必須!どのくらいの頻度で点検するの?
最近では「スペアタイヤ」を標準装備しているモデルは減っているといいます。
また、スペアタイヤを搭載していてもその存在を忘れている人もいるかもしれませんが、スペアタイヤはどのくらいの頻度で点検を実施するのが良いのでしょうか。
タイヤのパンクやバーストなど、突発的なトラブルで応急的に使用されるスペアタイヤ。現在、乗用車では、スペアタイヤを搭載する義務は定められていないため、必ずしも用意する必要はなくなりました。
一方で、スズキ「ジムニー」やトヨタ「ランドクルーザー」といった、山道や雪原などの悪路を走行するようないわゆるクロカン車では、現在でもスペアタイヤが標準装備されているケースが多く見られます。
また、SNSを見てみると、「念のため」として、自身でスペアタイヤを用意している人も存在。
では、スペアタイヤは、どのくらいの頻度で点検をおこなうのが良いのでしょうか。
スペアタイヤの点検頻度についてJAFの担当者は、「法律的には定められていませんが、少なくとも半年に1回の頻度で点検していただくことを推奨します」と話します。
仮に、スペアタイヤが劣化しているなどの場合、安全に使用することができません。
なかには、「スペアタイヤを使用することはない」と考えている人もいるかもしれませんが、もしものトラブルに備えて、スペアタイヤは定期的に点検しておきましょう。
また、最近では「パンク修理キット」が搭載されているクルマが増えていますが、スペアタイヤの代わりとして考えておいても問題は無いのでしょうか。
トヨタのホームページには、パンク修理キットについて「タイヤのトレッド部(路面と接触する部分)に釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急処理して、販売店までの移動を簡単にするもの」と説明されています。
このように、あくまでも軽度なタイヤトラブルに対応していることから、バーストなどの大きなトラブルにおいてはスペアタイヤで対応することになります。
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そんなスペアタイヤですが、標準装備として搭載されていなくても、車種によってはオプションで選択することが可能です。
例えば、トヨタ「ヤリス」ではパンク修理キットを標準装備していますが、メーカーオプションとしてスペアタイヤ(1万4300円)で装備することが可能となっています。
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