日本導入は3月中旬! もうまもなくやってくるフランス生まれの新フラッグシップセダン「DS9」とは?

パリのエスプリを感じさせるDSブランドのフラッグシップセダン「DS9」が、2022年3月にも日本にやってきます。いったいどんなクルマなのでしょうか。

現在DS9デビュー記念プレゼントキャンペーンを開催中

 2020年2月に世界初公開されたDSオートモビルズの新型セダンが「DS9」です。

 同年11月にはフランスで注文が開始されたスタイリッシュなDSブランドのフラッグシップセダンですが、もうまもなく日本にやってくる予定です。DS9とはいったいどんなモデルなのでしょうか。

DS新型「DS9」
DS新型「DS9」

 DS9は全長4934mm×全幅1932mm×全高1460mm、ホイールベースは2900mm(欧州仕様)というサイズのラグジュアリーセダンです。DSオートモビルはこのDS9を「フランス文化を反映したフランスならではのラグジュアリーカーの復活を具現化したフラッグシップ」と称しています。

 プジョーのフラッグシップセダン「508」よりも大きく、ライバルとしてはBMW「5シリーズ」やメルセデス・ベンツ「Eクラス」、アウディ「A6」あたりの、いわゆるEセグメントにあたるボディサイズとなります。

 プラットフォームには、すでに定評のあるグループPSAの「EMP2」(Ver2.3)を採用。ロングホイールベース化の恩恵で、後席は驚くほど広々としているといいます。

 またバルクヘッドの防音構造やラミネートされた吸音ガラスなど独自の技術を採用し、圧倒的な静粛性を確保。高いボディ剛性で、正確なコントロールによる卓越したダイナミックな走りも実現しています。

 またカメラが走行する前方の道路をスキャンし、事前に各ホイールのダンピングを最適化する「DSアクティブスキャンサスペンション」を搭載。安全性と静けさとともに比類ない乗り心地も提供します。

 欧州でDS9に用意されるパワートレインは3種類。1.6リッター「ピュアテック」直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力225psを発生するガソリンモデルと、DSの新世代電気駆動システム「E-TENSE」を採用した「E-TENSE 225」および「E-TENSE 4×4 360」が用意されます。

 ただし、DS9のE-TENCEモデルは、2020年6月に日本上陸を果たした「DS3クロスバックE-TENSE」のピュアEVではなく、プラグインハイブリッド(PHEV)です。

 E-TENSE 225は1.6リッター直列4気筒ターボエンジンに最高出力110馬力、最大トルク320Nmを発生する電気モーターを組み合わせ、8速ATを介して前輪を駆動するFFモデルです。バッテリー容量は11.9kWhで、EV走行可能距離はWLTPモードで最大約50km。またEVモード走行時の最高速度は135km/hとなります。

 またE-TENSE 4×4 360は、1.6リッター直4ターボエンジンに加えフロントに110馬力、リアに113馬力を発生する電気モーターを搭載する電気式4WDモデルで、システム最高出力は360馬力、システム最大トルクは520Nmとなる高性能バージョンです。

 DS9 E-TENSEの走行モードは、ガソリンモード、EVモード、ハイブリッドモード、E-TENSEスポーツモードがあり、E-TENSEスポーツモードはアクセルペダルやギアボックス、ステアリング、アクティブサスペンションのマッピングを調整することにより、エンジンとモーターの組み合わせによる最大限のパワーが発揮されるといいます。

※ ※ ※

 DS9は日本では、まずはガソリンモデルと、PHEVのFFモデル「E-TENSE220」の展開になりそうです。日本での発表は3月中旬の予定だといいます。

 DSオートモビルでは現在、DS9デビューを記念したプレゼントキャンペーンをおこなっています。DS9メールニュースに登録した人のなかから抽選でパレスホテル東京の宿泊付きモニター試乗体験や、グレイスワイン&グラスセットがプレゼントされるといいます。

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