ガソリン価格さらに高騰! 補助金ありでもレギュラー平均172円に到達 九州で180円突破の県も

資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。7週連続の値上がりです。

前週から0.6円値上がり

 資源エネルギー庁は2022年2月24日、レギュラーガソリンの21日時点の店頭価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり172.0円で、前週(14日)から0.6円高くなりました。

 7週連続の値上がりです。

ガソリンは高値水準が続いている
ガソリンは高値水準が続いている

 県別にみると、値下がりは北海道・神奈川・山梨・愛知・香川・高知・佐賀の7道県、横ばいは滋賀と徳島の2県で、ほかの38都府県は値上がりしています。

 店頭価格でもっとも安かったのは前週に続き岡山県で166.0円、次いで徳島県166.8円、岩手県167.8円です。

 一方、もっとも高かったのは鹿児島県で180.4円、次いで長崎県179.9円、長野県179.6円でした。

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に1月27日から開始し、2月10日からは上限の1リットルあたり5円を支給しています。

 また、2月21日の衆院予算委員会では、岸田文雄首相が、ガソリン税の暫定上乗せ分のおよそ25円を一時停止する「トリガー条項」の凍結解除について、「トリガー条項も含めてあらゆる選択肢を排除せず、さらなる対策を早急に検討したい」と発言しています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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