冬の西日はなぜ眩しい? 運転中の太陽光直撃は危険! 長距離ドライバーが実践する西日対策とは?
長距離を運転する人たちが実践する西日対策とは?
日常的にクルマを運転する人たちが実践する西日対策にはどのようなものがあるのでしょうか。標準装備のサンバイザーだけでは防ぎきれない西日はどう対処しているか、長距離を運転することが多いドライバーに聞いてみました。
長距離ドライバーのIさん(50代・男性)は、量販店などで購入したカーグッズで西日対策をしているといいます。個々の価格も安価なので費用効果は高いそうです。
「トラックは着座位置の関係でアイポイントが高く、標準のサンバイザーだと信号や標識が見えづらいんです。
その対策として社外品のバイザースクリーンを取り付けています。視認性を犠牲にせずに眩しさを軽減してくれ、使わないときは取り外しできるのも便利です」
このバイザースクリーンは、いわばサンバイザー型のサングラスのようなもの。半透明なので信号や標識は視認でき、眩しさを軽減してくれるといいます。
納車で遠方まで出かけることが多い自動車販売店のN店長(40代・男性)は、サングラスを活用しているそうです。
「都内から遠方へ納車することが多く、高速道路を長距離走る機会があります。その場合でも西日にすぐに対応できるように、サングラスは必ず持っていきます。とくに偏光レンズのものを使用するようにしています」
「偏光レンズ」というのは、レンズカラーの濃度を上げずに余分な光だけをカットして、フロントガラスの映り込みや路面の照り返しなどを抑えてくれるものです。水面の反射を抑える効果もあるため、釣り用のサングラスなどでも使用されています。
都内で個人タクシーを営むKさん(50代・男性)は偏光レンズだけでなく「調光レンズ」のサングラスも併用しているといいます。
偏光レンズと調光レンズの違いについて、メガネ専門店のスタッフMさんに教えてもらいました。
「偏光レンズは『偏光膜』という特殊なフィルターを2枚のレンズで挟む構造になっています。
自分が見たいものから直線的に入ってくる光を通しつつ、乱反射によって斜め方向から入ってくる光を『偏光膜』で抑え、必要な可視光線だけにしてくれるのでクリアな視界を確保できます。
一方、調光レンズとは紫外線の量や気温に応じて色が変化するレンズのことです。日が当たらないところではクリアですが、屋外で紫外線が当たるとレンズ自体が発色します。
紫外線が多いほどレンズの発色が濃くなるだけでなく、気温が低くなることで濃くなる性質もあります。真夏のビーチより真冬のスキー場のほうが濃くなるということです」
偏光レンズのサングラスは乱反射の多い西日に対してかなり効果が期待できそうです。また調光レンズもトンネルや日陰、時間の経過など周囲の明るさに合わせてレンズが調光してくれるので、西日に対しても効果的でしょう。
「重要なのは『紫外線透過率』と『偏光度』です。『紫外線透過率』が1%以下、なおかつ有害な紫外線を99.9%以上カットしてくれるレンズのものがいいと思います。
また偏光レンズなら数値が高いほど雑光をカットしてくれるので、できれば95%以上のものを使用する日対策になると思います」(メガネ専門店 Mさん)
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偏光レンズや調光レンズには度付きもあり、普段メガネをかけている人もレンズを交換すれば対応可能とのことです。
さらに「クリップオン」や「オーバーサングラス」と呼ばれる普段のメガネの上に装着するものもありますので、西日対策用に偏光グラスは常備しておいてもいいかもしれません。
太陽ほんと氏んで欲しい
いつ事故するかわからなくなる、というか車内で既に被害食らってる
太陽自重しろ、お前の光は事故の元だ
でも太陽が無かったら、地球を含む太陽系惑星全部無くなってるからな。