トヨタが新型「ミニFJクルーザー」を投稿! タフ顔SUVに「何かを思い起こす?」と投げかけ! ユーザーの反響はいかに
2022年2月10日に英国トヨタは「Compact Cruiser concept(コンパクトクルーザーコンセプト)」の画像をSNSにて投稿しました。英国トヨタは、ユーザーに対して「(コンパクトクルーザーを見て)何かを思い起こさせませんか?」と投げかけています。
新型「ミニFJクルーザー」なの? 英国トヨタがSNS投稿
トヨタの英国法人(英国トヨタ)は、2022年2月10日に「Compact Cruiser concept(コンパクトクルーザーコンセプト)」(以下、コンパクトクルーザー)の画像をSNSにて投稿しました。
その投稿では、ユーザーに対して「(コンパクトクルーザーを見て)何かを思い起こさせませんか?」と投げかけています。
このコンパクトクルーザーは、トヨタが2021年12月14日に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」にて見せた1台です。
説明会では、トヨタの豊田章男社長が自社のEVシリーズ「bZシリーズ」を5車種、レクサスのプロトタイプ4車種を公開。
さらに「トヨタ・ライフスタイル・BEV」と名付けたシリーズではコンパクトカー、バン、ピックアップ、クロスオーバーSUVなどの7種類をお披露目しました。
そのなかで、「FJクルーザーの復活?」ともいえる見た目により話題となったのが今回のコンパクトクルーザーです。
エクステリアは、かつてトヨタが販売した「ランドクルーザー40系」や、「FJクルーザー(一部海外では継続)」を意識しているデザインとなっています。
フロントには、従来のトヨタ車が付ける「Tマーク」ではなく「TOYOTAエンブレム」を装着することでトヨタのクロカンらしさを強調。
さらにFJクルーザーに類似するポイントとしては、ボンネット上にある細長い横長のダクトが挙げられます。
また、フロントバンパーのスキッドプレートや前後フェンダー(ブラック樹脂)によるオフロード感を付与。
お披露目時のSNSでは、「新型FJクルーザー?」、「FJクルーザーっぽい」、「FJクルーザーに似てない?」、「ミニランクルみたい」などと、従来のEVらしからぬデザインが話題となりました。
そうした話題が落ち着いた2022年2月10日、英国トヨタは前述の投稿をおこないました。
「コンパクトクルーザーのコンセプトは、レトロスタイルの未来のオールエレクトリックSUVという未来へのビジョンです。それはあなたに何かを思い起こさせませんか?(編集部訳)」
このコメントに対して、ユーザーからは「初代ランドクルーザー似ている」、「私にはかなりFJクルーザー/ランドクルーザーに見えます」、「昔のFJクルーザー! 英国に来ないのは残念だけど、次のはウェイティングリストに載せてくれないかな?」などの声が出ていました。
お披露目されたコンパクトクルーザーに対して、トヨタのデザイン統括部長であるサイモン・ハンフリーズ氏は次のように説明していました。
「(ライフスタイルBEVについて)それぞれがユニークで特別な存在でなければなりません。
例えば、トヨタのオフロードの伝統を活かして、新しいエキサイティングなレクリエーション体験を創造することや、汎用性とダイナミックな走りを両立させるために新しい方法を模索しています」
説明会では、このコメントと共にコンパクトクルーザーの映像が流されていました。
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トヨタは、発表したBEVを今後数年以内に発売する予定とアナウンスしています。
今回のコンパクトクルーザーが市販版モデルとしてどのような形で登場するのか、そしてそれはFJクルーザーやランドクルーザーとどのような関係性なのか、話題が絶えることはなさそうです。
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