レクサスがミニバン「LM」を数年内に日本導入か? 高級ミニバン「アルファード」を超える理想はいかに
LMの理想は次期型LSをベースにつくれば良い?
では、次期型LSはどういうクルマになるだろうか。現在、GA-Lプラットフォームを採用しているが、次ではどうやらロングホイールベースとなるようだ。
現行モデルのホイールベースは3000mm。プラス200mmくらいなら構造的に難しくない。
それでいて明らかに「ボディが長くなりましたね!」という視覚的な効果を持つ。
そもそも中国で販売するモデルの多くがオリジナルより長いホイールベースを持たせている。それと同じ。
ホイールベースを伸ばせばキャビンスペースも長くなる。広大なスペースに2脚の豪華なシートを置くのもよし、はたまた3列目にも大柄なシートを設置するのもよし。
GA-Cプラットフォームを「プリウス」や「カローラ」そしてミニバンの「ノア/ヴォクシー」にも展開している構図を活かせば、このGA-LロングをレクサスLMに使うことで「アルファードより高い値付け」が納得出来るものになるだろう。

レクサスは、佐藤プレジデント体勢になって以後、ハードにキッチリ投資するようになってきた。
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日本投入のタイミングだが、次期型アルファードのフルモデルチェンジは2023年になるらしい。
一方のレクサス次期型LMは早ければ2023年央、もしくはその年の秋に開催される東京モーターショー2023での発表になると思う。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。









































