トヨタが約1億3800万円以上を寄付!? 新型「タンドラ」をオークション出品! 2台の量産第1号車が米で高額落札
米国トヨタは、2台の新型「タンドラ」がオークションで計1億3800万円以上で落札された収益をトヨタ米国パラリンピック基金に寄付されるといいます。
トヨタ新型タンドラを出品! 計1億3800万円以上を寄付へ
トヨタの米国法人(米国トヨタ)は、2022年1月末にアリゾナ州スコッツデールで開催された「バレット・ジャクソン・オークション」において、2台の新型「タンドラ」の量産第1号車を出品し、120万ドル(約1億3800万円以上)で落札されたことを発表しました。
落札された収益は、トヨタ米国パラリンピック基金に寄付されるといいます。
バレット・ジャクソン・オークションは、世界有数のカーコレクター向けオークションとなり、2021年で50年の歴史を誇ります。
2022年1月末に開催された際には、15年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた新型タンドラを2台出品しました。
この2台は、タンドラ史上初となる豪華仕様「Cap stone」とタフな悪路仕様「TRD Pro」のハイブリッド車(i-FORCE MAX)となり、ラインナップ第1号車となる記念モデルです。
落札額は、Cap stoneが70万米ドル(約8000万円/手数料込)、TRD Proが55万米ドル(約6300万円/手数料込)となっています。
また、落札者にはユタ州パークシティで開催されるパラリンピック冬季競技大会に出場するチームUSAの選手を応援するトヨタ主催の特別プログラムへ2名を招待や、タンドラのオリジナルスケッチ、チーフエンジニアのマイク・スワーズ氏のサイン入りタンドラエンジンカバーが進呈される予定です。
なお、収益が寄付されるトヨタ米国パラリンピック基金とは、スポーツの夢を追いかけるチームUSAのパラリンピック選手をさらに支援するために、同社が立ち上げた初めてのプログラムだといいます。
全米のトヨタ販売店などから寄付が寄せられ、これまでに430名以上のパラリンピック選手や有望選手がこの基金から直接支援を受けています。
今回のオークション収益を合わせると、トヨタ米国パラリンピック基金は現在490万ドル以上の資金を集めています。
また、トヨタ米国パラリンピック基金から支援を受けた米国パラリンピアンのケイトリン・バーフアース氏は、次のようにコメントしています。
「トヨタがタンドラを55万ドルで競り落とすのを手伝うことになるとは、夢にも思わなかったよ。
この資金は、パラリンピック選手のトレーニング、適切な用具、最高のコーチングを受けるために直接使われます。
このような支援は人生を変えるものであり、私が想像していた以上の場所に行けるよう支援してくれたトヨタには、いくら感謝してもしきれません」
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なお、新型タンドラのCap stoneとTRD Proの発売日や価格は2022年1月末時点では明らかにされていないものの、今回の落札者には2022年春に納車される予定です。
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