レクサス新型「LX600」を速攻カスタム!? トヨタ社長も感心したオフロード仕様! JAOSが手掛けたド迫力カスタムとは
オートサロン会場でサプライズを仕掛けるはずが…
JAOSはこれまで東京オートサロンに長年、オリジナルパーツを装着した4WD&SUV車両を展示してきましたが、自社ブースとして出展したのは今回が初めてとのこと。
しかし、JAOSは東京オートサロンへの出展以前に、1990年代から世界最大級のアフターマーケット見本市である米国SEMAショー(例年11月にラスベガスで開催)に自社ブースを出展していました。日本の4WD&SUVパーツメーカーとしては初となる1996年から2001年まで5年連続です。
1990年代半ばといえば筆者(加藤久美子)がSEMAへの取材に行き始めた頃で、その頃はまだ日本メーカーの出展はもちろん、日本車自体が出展されることもほぼありませんでした。
1985年に創業されたJAOSは日本を代表する4WD&SUVパーツメーカーとして、また自動車メーカーの純正オプションパーツを製作するメーカーとしてもJAOSは数多くの製品を世に送り出してきたのです。
ちなみに今回のオートサロンで赤星社長はじめJAOSのスタッフにとって非常に驚くことがあったといいます。
「発表されたばかりのLX600のJAOS仕様を出展して、皆さんに驚いてもらおうと思ったのですが、オートサロン開幕の14日、豊田章男社長とLEXUSインターナショナルの佐藤恒治プレジデントのお二方がJAOSブースを訪れてLX600“OFFROAD”JAOS ver.に対する感謝のお言葉を下さいました。
まったく予期せぬことで、本当に驚きました。こちらが来場される皆さんを驚かせるはずが、逆に驚かされてしまいました(笑)」
ところで、カタログ写真を含めたLX600 JAOS ver.が荒野を走るシーンの画像がとても印象的ですが、これらがどこで撮影されたのか、こんな場所が日本にあるのでしょうか。
JAOSに聞いてみたところ、こちらはJAOS本社がある群馬県内の採石場で施設が休業となる日に協力を得て撮影されたとのことでした。
異世界感たっぷりのラギッドなシーンはLX600 JAOS ver.にピッタリの背景です。
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★LX600“OFFROAD”JAOS ver.に装着されているパーツ一覧
フロントスキッドプロテクター(CFRP炭素繊維強化樹脂仕様)
2022年4月中旬販売予定 198,000円
リヤスキッドプロテクター(CFRP仕様)
2022年4月中旬販売予定 242,000円
オーバーフェンダー type-R(CFRP仕様)
2022年4月発売予定 550,000円
20インチアルミホイール(JAOS TRIBE CROSS 20×9.0J チタニウムゴールド)
販売中 81,400円
20インチオールテレインタイヤ(TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/TIII 285/55R20 国内未発売)
そのほか、マッドガードIII(参考出品)、ドアハンドルプロテクター、マフラーカッター(参考出品)などのパーツが装着されています。
【LX600“OFFROAD”JAOS ver. メイキング動画】
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
しかし この程度のデザインで「かっこいい!」とか受け入れてくれる市場なんだから、作るほうも楽でいいよなあ。
私なんかには、どう見ても中学生くらいのレベルでしか無いと思うんだけどね・・・