ランクルよりデカいトヨタ新型SUV「セコイア」世界初公開! 14年ぶり刷新で今夏発売へ 米で発表
北米トヨタは新型「セコイア」を2022年1月25日(現地時間)に世界初公開しました。14年ぶりの全面刷新となりますが、どんな姿で登場したのでしょうか。
14年ぶり刷新 2022年夏発売へ
北米トヨタは、新型フルサイズSUV「セコイア」を2022年1月25日(現地時間)に世界初公開しました。同社のフルサイズピックアップトラック「タンドラ」と一部設計を共有するモデルとなりますが、どのようなSUVなのでしょうか。
セコイアは、タンドラをベースに3列SUV化したモデルで、現行モデル(2代目)は2008年に登場。なお、セコイアとタンドラはどちらも日本で導入されない海外専売モデルとなります。
車名は、“世界一大きな木”として知られる大木「セコイア」に由来します。
14年ぶりの全面刷新を受けて発表された新型セコイアは、2021年に登場した新型タンドラと同じく、最新のフレーム構造のシャシ(TNGA-F)を採用。
これにより、ハンドリング性能やパフォーマンスがさらに向上したほか、優れた快適性を実現しています。
デザインは、トヨタの北米デザインスタジオ「カルティ・デザイン・リサーチ」が担当。
カルティ社長のケビン・ハンター氏は、新型セコイアについて次のようにコメントします。
「セコイアの第一のデザイン目標は、洗練されていながらタフでアクティブなライフスタイルSUVを作ることでした。
それは、友人と夜の街に繰り出すときも、家族で湖へボートを牽引していくときも、より過激なオフロードアドベンチャーに出かけるときも同じように馴染みます」
内装には、大型タッチスクリーンマルチメディアシステム(画面サイズ:8インチもしくは14インチ)を搭載。「ヘイ、トヨタ」で起動するボイスコントロールにも対応するほか、スマートフォン連携(Apple CarPlayとAndroid Auto)にも対応します。
また新たに、3列目シートを6インチ(約15cm)幅でスライドさせられる機能を装備。北米トヨタによるとこの装備が採用されるのはセグメントとして初ということです。
パワーユニットは新型タンドラにも搭載された、3.5リッターV型6気筒ツインターボにモーターが組み合わされたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」を全車に搭載。システム最高出力443馬力を発揮します。駆動方式は4WDと2WDの2種類です。
牽引能力は、現行モデルから約22%増となった最大9000ポンド(約4082kg)を実現しています。
予防安全装備として「Toyota Safety Sense 2.5」を搭載。
グレードは「SR5」「Limited」「Platinum」「TRD Pro」「Capstone」の全5種類です。
新型セコイアは、2022年夏に北米で発売される予定です。
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