トヨタの新型最小SUV「アイゴクロス」がタフ可愛い! 価格は約173万円から スペインで予約開始

トヨタのSUVのなかでもっとも小さい新型「アイゴクロス」ですが、先行予約がおこなわれていた最上級の特別仕様車に加え、ほかのグレードもスペインで予約が開始されました。

全3グレードが予約可能に! 納車は2022年5月

 トヨタのスペイン法人は、新型コンパクトクロスオーバーSUV「アイゴクロス」の先行販売を2022年1月24日に開始。

 2021年11月から先行してオンラインで予約を受け付けていた特別仕様車「リミテッドエディション」に加え、新型アイゴクロスのすべてのグレードが購入できるようになりました。

トヨタの新型最小SUV「アイゴクロス」
トヨタの新型最小SUV「アイゴクロス」

 新型アイゴクロスはTNGAプラットフォームの「GA-B」を採用した初のAセグメントモデルで、トヨタのSUVとしてはもっとも小さく、「ヤリスクロス」の弟分といった立ち位置です。

 ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmと、コンパクトカー「ヤリス」(3940mm×全幅1695mm×全高1500mm)よりも全長は短く、全幅は幅広いスタイルとなっています。

 また、従来の「アイゴ」と比べても、235mm長く、125mm広くなっていますが、ホイールベースは90mmの延長に留まり、最小回転半径4.7mという小回り性能の良さを実現しました。

 外観のデザインは、新しいウェッジルーフラインを採用することでダイナミックさとスポーティさを演出。フロントは、大型グリルやフォグランプ、スキッドプレートなどが特徴的で、「どこへでもすぐに行ける」という姿勢を表現しています。

 また、コンパクトなボディにパゴダ・ルーフ・デザインを採用することで、室内は広々とした空間が広がります。

 ラゲッジスペースもセグメントトップレベルとなり、ラゲッジの長さを125mm延長し、後部座席の後ろにスマートな空間デザインを採用することで、荷室容量をアイゴより60リットル以上増やし231リットルに拡大しました。

 エンジンは72psの1リッター3気筒エンジンを搭載。MTまたはCVTと組み合わせています。

 新型アイゴクロスのグレードは、ベースモデルの「Play」に加え、特別仕様車の「トレンディエディション」「リミテッドエディション」の3つを用意。なお、2種類の特別仕様車は6か月間の販売となり、その後は新たな特別仕様車が続々と投入されるようです。

 Playは、17インチアルミホイール、プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ、LEDデイタイムランニングランプ&ライト、フォグランプ、レザーステアリング、電動調整ミラー、ヘッドランプ自動点火装置、電動フロントウィンドウなどを標準装備。

 7インチタッチスクリーンとApple CarPlayおよびAndroid Auto接続機能を備えた「Toyota Touch 2マルチメディアシステム」、リアビューカメラを備えるなど、新型アイゴクロスのなかでもっともバランスのとれたモデルです。

 さらに、新型アイゴクロスはAセグメントのなかでも最高レベル安全装備を搭載。歩行者・サイクリスト検知機能付きプリクラッシュセーフティシステムや交通信号認識、アクティブアシストおよびレーン維持アシスト付きレーンデパーチャーワーニング、インテリジェントハイビームコントロールを備えた予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が搭載されます。

 ボディカラーはホワイト、グレー、ブラックの3色から選択でき、トヨタのオリジナルアクセサリープログラムである「トヨタカスタム」により、ビニール、ミラーハウジング、クロームトリム、インテリアモールディングなど、好みの仕様にすることが可能です。

 トレンディエディションは、チリレッドまたはフロリダブルーの2トーンボディにブラックルーフ、2トーンの18インチアルミホイール、アダプティブLEDヘッドライト(AHB)、ダークドリアウィンドウなど、個性的なデザインが特徴です。

 Playグレードのすべての装備に加え、LEDターンインジケーターや革シート、ワイヤレス充電、オートエアコン、レインセンサー、電動ヒーテッドドアミラー、ピアノブラックとボディカラーのアクセントが付いたキャビンが備わります。

 また、マルチメディアシステム「Toyota Touch 2」は、より大きな8インチタッチスクリーンを搭載しました。

 パッケージオプションとして、9インチスクリーンやApple CarPlayおよびAndroid Autoワイヤレス接続機能を備えた「トヨタスマートコネクト マルチメディアシステム」、JBLプレミアムサウンドシステムを追加することもできます。

 リミテッドエディションは、フォレストグリーンのボディにブラックルーフ、マットブラックにタンジェリンのアクセントを施した18インチアルミホイール、大型9インチスクリーン搭載のトヨタスマートコネクトなど、豊富な装備が特徴のモデルです。

 内装は専用ブラックレザー張り(タンジェリンステッチ入り)とし、シートヒーターやキーレスエントリー&スタートシステム(スマートエントリー)、自動プリクラッシュブレーキ付フロント&リアパーキングセンサー(PKSB)などを装備しました。

 さらにオプションとして、開閉式のキャンバスルーフを備えた「スカイパック」を選択することができます。

 新型アイゴクロスのスペインでの価格は、Playが1万3500ユーロ(約173万円)から、トレンディエディションが1万4500ユーロ(約186万円)から、リミテッドエディションが1万6900ユーロ(約217万円)からで、納車は2022年5月の予定です。

【画像】小さくても存在感スゴい! トヨタ最小SUV「アイゴクロス」とは?(23枚)

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